花鳥風月・季節とともに暮らす喜怒哀楽365日

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11月6日は土用明け。土用って土曜日で半ドンになる日のことじゃない?

 

土用とは二十四節気立春立夏立秋立冬の前の18日間のこと。季節と季節の変わり目の混沌とした時期を示す。土用は各季節の変わり目にある。


土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。
土いじりはNGです。

 

土用って「土曜日の半ドンではなく18日間の休養日」なのです。


2016年の秋土用は10月20日~11月6日であり、10月20日が土用の入りであり11月6日は土用明けとなる。

 


★土用(どよう)とは土旺用事(どおうようじ)の略。 

土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。

 

土用どようとは
雑節の一つで立夏立秋立冬立春直前の 18日間ずつをさす。中国古来の五行説によれば,宇宙の万物は木,火,土,金,水の5つの元気で組成されているといわれ,木の方位は東で春を,火の方位は南で夏を,金の方位は西で秋を,水の方位は北で冬をそれぞれ代表し,土は中央で四季の主であるという。

各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。

・土用は暦の雑節の一つ。中国では、1年春・夏・秋・冬の四季に、木・火・土・金・水の五行をあてようとしたが、四季に五つを割り当てるのはむりである。

そこで春・夏・秋・冬の四季に木・火・金・水をあて、各季の終わり18日余に土気をあてた。これを土用といい、土曜用事を略したものである。

現行暦では、太陽の視黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達したときが、それぞれ春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用の入りで、その期間はおよそ18日間で、各季の土用があけると、立夏立秋立冬立春である。

 

●歴史
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。

土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。

五行の性質において、木気は植物のような発育伸長する勢いある傾向、火気は勢いが頂点に達し燃え盛る性質、金気は熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、水気は凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった状態であり、これらは四季、太陽、植物などの周期変化の観察から象徴化された。

土気は土壌におくと種が発芽することの観察から、大きな変化を促し保護する働きと場所の象徴である。

四季にはそれぞれ象徴である木火金水が順当に割り当てられたが、そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接しギャップが生じる事になる。
現実のスムーズな移行にはバッファ的に働き現在から次の季節の気へと変容させる期間があり、ここで土気が活発に働いているとみたのが土用(土の働き)である。
この期間は、1年を五行の5等分し、さらに土を四季に配分するため4等分した長さとなる。


土用とは、1年に4回あり、 立春(2月4日頃)、立夏(5月5日頃)、立秋(8月7日頃)、立冬(11月7日頃)の前18日間の事をさします。

立春前の「冬の土用」が1月17日頃
立夏前の「春の土用」が4月17日頃
立秋前の「夏の土用」が7月20日頃
立冬前の「秋の土用」が10月20日頃
から始まります。

2016年は
冬土用:1月18日~2月3日 (太陽黄径297度)
春土用:4月16日~5月4日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度)
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。

《季 夏》「ほろほろと朝雨こぼす土用かな/子規」

※上記の太陽黄径は入りの日のものです。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。約18日間と解釈してください。 

 

陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春立夏立秋立冬の前の18日間を土用といいます。

次の季節へ移る前の調整期間といったところです。
一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれています。この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。

土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があった。
・土用の期間中は土のなかに土を司る神、 土公神(どこうじん・どこうさま)がおられるので、土をいじると怒りをかい、祟りがある。
例えば
土用中に土を犯す事は忌むべきだとか、
土いじりをしてはいけないとか、
丑の日に大根の種をまいてはいけないとか・・
葬送は延期しなければならないなどの禁忌が設けられていました。

土用中は季節の変わり目になるので「農作業などの仕事をすると体調が壊れやすい」という戒めの意味があったようです。

 

●土用期間中にしてはいけない事
ガーデニング
・農作業
・草刈
・建設・土木・リフォーム
・引越し
・新規のこと
・買い物(食料品や消耗品は除く)
・旅行、レジャー
・アウトドア
・暴飲暴食
・釣り(アウトドアですし、殺生は禁止とされるところから釣りも禁止したほうがいいでしょう。また夏の土用に関しては水温が高いため土用隠れを起こし釣れなくなります。)
土に触れる事全般にNGです。あとは新規の事項、これは開業だとか、新規出店、新装開店などもNG。
買い物も新しい電化製品を買うとか、服を買うとかはよしておいたほうがいいでしょう。夏なら水着を買うとかも日をずらしたほうが良いといいます。
季節の変わり目で、体調が悪化していると判断力も衰えます。すると不要なものを購入したりとかしやすいという事でNGとされます。

 

●したほうが良いこと
・ゆっくりと休む。
・土用干し(衣服を虫干しすること)
・梅干を干す
・整理整頓清掃
・衣替えの準備、寝具や家具などを季節の品に変える。
・消化のいいモノを食べる。
・次のシーズンの準備
・うなぎなど「う」のつくものをたべる。梅干、うなぎ、瓜、うどん、
とくにゆったり休むのはいいでしょう。いつも忙しい人はこの期間くらいは骨休めするようにしましょう。
消化のいいものを食べるのは大変プラスです。体調がよくなります。

夏負け防止では土用丑の日の伝承が多く,ウの字のつくウナギ,ウリ,牛の肉や土用餅を食べる風習がある。静岡市にはユリの根を入れた土用粥を食べる所もある。

季節の変わり目で体調も崩しやすいので精のつくものを食べよう!と言う事です。
因みにポパイはほうれん草を食べて元気もりもりになるようです。

平成の世には夏のウナギに対抗して「秋の土用は秋刀魚で健康に」といううたい文句で魚屋&回転寿司屋で秋刀魚PRしている。

 

※秋刀魚(さんま・サンマ)
秋のサンマは脂肪分が多く美味であり、特に塩焼きは日本の「秋の味覚」の代表とも呼ばれる。日本では、塩焼きにしてカボスや、スダチ、ユズ、レモン、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多い。

サンマは餌を食べてから排出する時間が30分程度と短いため、内臓に独特のクセはあるがえぐみは少なく、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多い。日本各地でサンマ祭りが行われる(一例として「目黒のさんままつり」)。


蒲焼きの缶詰は水産物缶詰のなかでもポピュラーなものの一つである。近年では刺身としても流通しており、脂の乗り切らない初秋が食べ頃とされ、他の青魚と同様に酢じめして食べる事もある。また、押し寿司としても利用される。


関西、南紀、熊野、志摩等、紀伊半島、志摩半島の一部において「サイラ」と呼び(学名はここから取られた)、秋刀魚寿司や開きにして一夜干しにしたものを焼いて食べるのが一般的。


志摩では天岩戸の神饌の一つ。11月23日には岩戸の前でサンマを焼いて食べる。
伊豆や紀州、北陸などでは脂の落ちたサンマを丸干しに加工することもある。特にサンマの若魚を丸干しにしたものは「針子(ハリコ)」、鈴鹿ではカドと呼ぶ。

サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされている。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされている。

 

・生のサンマの鮮度の見極めは
尾を持ちサンマの頭を上に向けたとき、体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもの
目が濁っていないもの
口先がほんのり黄色いこと
などと言われている。おいしいサンマは口先だけでなく尾も黄色く、極まれに全身が黄色のサンマも獲れる。これらは高級魚として高値で取り引きされる。サンマが黄色くなる理由はいまだ解明されてない。

焼き魚として調理する場合、取り除くべき大きな鱗を持たず内臓やえらを取り出すことも少ないため包丁を必要とせず扱いやすく、料理書で入門用鮮魚とされることがある。

沿岸漁業でサンマが獲れる地域が日本近海に限定されるため、サンマを食べる習慣があるのは日本とロシアのサハリンとカムチャツカ半島周辺に限られていたが、近年は中国などでも和食ブームでサンマを出す日本食レストランが増え、人気が高まってる。ロシアでは焼いた物にスメタナをつけたり、生の切り身をマリネにするなどして食べる。

 

●関連事項
・落語「目黒のさんま」 :江戸の殿様(ときに徳川将軍の場合あり)と大衆魚のサンマを絡めた創作譚。


・『秋刀魚の歌』 :佐藤春夫


明石家さんま :サンマの名を持つ日本人コメディアン。実家が水産加工業を営んでいたことから命名された。


秋刀魚の味:『秋刀魚の味』(さんまのあじ)は、1962年に松竹が製作・配給した日本映画。小津安二郎監督の遺作でもある>

 

☆彡土用の間日(どようのまび)
土用の間日(どようのまび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日。土用中は忌む、土を動かす作業をしても問題ないとされた。

 

●成立
土用は、土公神という土の神が支配する期間とされたため、動土、穴掘りなどが忌み嫌われていた。しかし、一般の仕事に支障が出るために、間日(まび)が設けられる。この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるという。

 

●それぞれの土用の間日
季節ごとの土用について、十二支の日で決まっている。
春:巳・午・酉
夏:卯・辰・申
秋:未・酉・亥
冬:卯・巳・寅

 

●民俗風習
夏の土用に入った3日目を土用三郎といって、この日の天候でその年の豊凶を占った。

このころは1年でもっとも暑いときなので、土用干しといって衣服や書物などの虫干しをする。また土用の丑(うし)の日に丑湯といって薬湯に入ったり、夏負けしないためウナギの蒲(かば)焼きやどじょう汁を食べる風習がある。中国地方では、牛の祇園(ぎおん)といって牛を引いて行って海に入れる。また薬草は、夏の土用にとったものがとくに薬効があると、昔からいわれている。

 岡山県の各村では、夏の悪疫を退散させるために土用祈祷(きとう)を行う例がある。土用念仏ともいって大数珠(じゅず)を繰り回して念仏を唱える。同県高梁(たかはし)市備中(びっちゅう)町西山地区では、土用入りの日に家内安全と虫送りの祈祷のため、寺から僧がきて道中念仏を唱えて家々を回り、『般若心経(はんにゃしんぎょう)』を読誦(とくじゅ)するという。

11月5日は縁結びの日 良縁の結ばれ方の時間と場所と作法とは?

11月5日は縁結びの日 

○縁結びの日
古くから縁結びの地として知られる出雲路。その出雲地方では神在月と呼ばれる旧暦の10月(新暦11月頃)、全国から神々が出雲に集まり、結婚、恋愛、健康などさまざまな縁について会議が行われるとされる。人々の良いご縁が結ばれる日をと、島根県松江市の「神話の国・縁結び観光協会」が制定。日付は11と5で「いいご縁」と読む語呂合わせから。

出雲大社縁結び:出雲大社の縁結びの由来は、日本の国づくりをした八百万の神様たちが出雲大社に集まり、人々の縁組みについて相談していたことが由来とされている。縁結びの神様である大国主大神を祀っているため、男女の縁だけでなく家族・友人・仕事仲間などの全ての良縁のご加護がある。また、出雲大社の縁結びのお守りである「縁結びの糸」には、「出会いが増える」「恋人ができる」「結婚できる」などのご利益がある。 

 

☆効果的良縁の結ばれ方の時間と場所と作法とは


●お参りはいつ行くのがよい? 神社には午前中


縁結びの神参りお作法

「縁結び神社に行きたいけれど、一体いつ行けばよいの?」
「ゆっくり寝てから、夕方に行こうかな?」
など考えておられる方も多いのではないでしょうか。

神社にお参りに行く時は、午前中の気も同時に取り込むと、運気上昇の効果がさらにあるといわれています。
午前中は、太陽が上ってくるとともに「気」が上昇してくるといわれています。

一方午後は午前と違い、「気」も太陽と同じように下降していくので、真剣なお願いごとをするなら、神社には午前中に行くようにしましょう。

★神社・仏閣


●神社でのお作法
縁結びの神参りお作法

神社の霊域を区切るのは、鳥居です。

現在は、鳥居はひとつだけの神社も多いですが、格式の高い神社や、いまだ神域を広く保っていられる神社では、三つの鳥居がある場合もあります。

その場合、一番お社に近い鳥居を一の鳥居といい、外へ向けて二の鳥居、三の鳥居といいます。鳥居をくぐる際は、軽く一例をするのが良いようです。神さまのお家である神社の、鳥居はいわば門扉のようなものですから、「失礼します」という気持ちを込めてくぐると良い、ということでしょう。

神さまのいらっしゃる本殿や、拝む場所である拝殿までは参道が続いています。この参道はど真ん中を歩いてはいけないそうです。真ん中は神さまがお通りになるそうなので、ちょっと端の方を歩くと良いそうです。

参道の入り口近くには手水舎(ちょうずや/てみずや)があるでしょう。ここでは、お参りの前に、口と手を清めます。まず、右手に柄杓(ひしゃく)を持って左手を清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。次に、左手に水を溜め、その水を口へ含んですすぎます。残った水で柄杓を清め、流します。これを一すくいの水で行ないます。

拝殿前へ進んだら、お賽銭を入れます。鈴がある場合は鳴らすと良いでしょう。そして、二礼二拍手して手を合わせ、神さまへのご挨拶とお願いごとをしましょう。神さまが、十月に出雲で会議にかけてくださるときに、誰のお願いごとだったのかお困りにならないように、自分の名前を申し上げるのも忘れずに。終わったら、一礼をしましょう。


●神社の正しい参拝の仕方?

縁結び祈願のためにせっかく参拝に訪れた神社で、
参道の中央を堂々と歩いたり、
手水の時にひしゃくに口をつけて水を飲んでしまったり、
タブーを犯してしまってはご利益も減ってしまうというもの。
 
せっかくパワーをもらいに行くのですから、最低限のマナーを守ってお参りしたいもの。「参拝マナーなんてわかってるよ!」という方も今一度念のため確認しておきましょう。

参拝の基本マナー
神社を参拝する時のマナーがわからなくなったら、目上の人の家を訪問する時にどうすべきかを考えると自ずから答えが出てきます。

身だしなみを整える、玄関を入る時に一礼する、部屋の中央を偉そうに歩かない、大声で談笑しない、など共通するものがありますよ。

身を清め清潔な服装で!
シャワーを浴びたり、身だしなみを整えたりして、すっきりした装い、気持ちで訪問しましょう。
鳥居の前で一礼。参道・境内の中央を歩かない!

鳥居の前で左右どちらかに寄り一礼を!帰りにも一礼するのがマナーです。また、参道や境内の中央は神様の通り道なので邪魔にならないよう、端に寄って歩きましょう。一緒に訪問した人と大声で話しながら歩くのも避けましょう。

手水は左手→右手→左手の順番で

手水舎の前に着いたら軽く一礼し、手を清めましょう。手を清めるのは、柄杓(ひしゃく)を右手に持ち左手を清め、持ち替えて右手を清め、さらにもう一度左手を清めるのが正式な手順です。
 
そして、左手の手のひらに水をため、口をすすぎます。水を出すときは手で隠し、すすいだ後は左手に水をかけ清めます。最後に柄杓の柄の部分をきれいに洗い清めて、元の場所に戻し、軽く一礼しましょう。
 
手水のマナーで一番大事なのは、柄杓に直接口をつけないことです。後から使う人にとって不衛生だからです。また、手水を飲んではいけません。清めの水なので、静かに吐き出すのが正しいマナーです。
お賽銭は投げないで!

よく、お賽銭を賽銭箱に投げ入れている人がいますが、お賽銭は本来神様への献上物であり、昔は現金の代わりに、稲穂や米を捧げていたもの。従って、投げるのは間違いで、賽銭箱にそっと入れるのが正しい作法です。
 
また、鈴を鳴らす場合は、力を入れ過ぎず適度なボリュームで鳴らすようにしましょう。鈴を鳴らす意味は、神様を呼ぶためではなく、音を浴びて自分の邪気を払うためです。そのため、自分に聞こえる程度の音で十分なのです。

参拝は「二礼」「二拍手」「一礼」が基本!

参拝の手順は、深いお辞儀を2回行い(二礼)→拍手を2回打ち(二拍手)→心の中で感謝の気持ちを伝え、お願いをします→最後に深いお辞儀を1回行う(一礼)のが通常です。ただし、島根県出雲大社大分県宇佐神宮では二拝四拍手一礼とされていることに注意しましょう。
 
参拝の注意点は、(1)礼は90度腰を折り曲げる、(2)礼の時目をつぶらない、(3)拍手は胸の高さでうつ、などがありますが、一番大事なのは、拍手は右手を少し下にずらして行う、ということ。二度指先をずらした拍手の後で指先を合わせるのです。そして、指先が合った一瞬に祈願を込めるのです。
 
拍手で手をずらす意味は、その時点では神様と自分が一体となっていないということ。拍手を2回行い、指先を合わせることで、やっと一体化しお願いすることができるようになるのです。

●お寺(仏閣)でのお作法
縁結びの神参りお作法

仏閣の霊域を区切るのは、山門です。

山門が無い場合は、仏閣の入り口に「○○山○○寺」といわば表札のように記してあるでしょうから、そこで一礼します。仏さまのお家へ入らせていただくという気持ちで向かいましょう、ということだと思います。

お堂へ入るときは合掌して右足から、出るときは合掌して左足から、が良いそうです。そして、仏閣では、左側通行が原則だそうです。

水場で口と手を清めます。まず、右手に柄杓(ひしゃく)を持って左手を清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。次に、左手に水を溜め、その水を口へ含んですすぎます。残った水で柄杓を清め、流します。これを一すくいの水で行ないます。

蝋燭(ろうそく)は燭台(しょくだい)の上の段から、線香は香炉の真ん中から立てると良いようです。後からお参りをされる方が火傷をしないための配慮です。この際に、種火以外のもらい火はしない方が良いようです。

お念珠(お数珠)を持っている場合は、手に懸けます。お経を唱えられれば唱えると良いでしょう。お経を知らなくても、仏さまへお参りする心があれば大丈夫です。合掌して、自己紹介とお願いごとを申し上げましょう。

おすすめの三大縁結び神社といえば
出雲大社(島根)と気多大社(石川)と貴船神社(京都)ですね。


出雲大社(島根)
日本一強力といわれる縁結びの神、大国主神(おおくにぬしのかみ)をまつる。社殿を飾る巨大注連縄(しめなわ)が有名。縁結び守りやグッズも充実。お土産店にも「結び」をテーマにしたお土産が満載。

気多大社(石川)
万葉集にも詠まれた歴史ある神社。神門・拝殿・本殿などのほとんどが重要文化財に指定されている。御利益は「縁結び」。縁結び祈願のハートの絵馬の人気が高い。

貴船神社(京都)
丑の刻参りが有名になってしまったが、本来は縁結びの神様。結社の後ろにある桂の木に願文を書いた「結び文」を結ぶと恋が叶うといわれている。

以上の神社に行けない方はほかにも沢山ありますので是非お近くの神社・仏閣・パワースポットでご利益を賜ってください。

 

★全国の縁結び神社一覧

●首都圏の10社寺
明治神宮
日枝神社
氷川神社
芝大神宮
神田神社神田明神
今戸神社
大宮八幡宮
東京大神宮
出雲大社東京分祠
氷川神社

●関東地方の15社寺
大國魂神社
鶴岡八幡宮
九頭龍神社本宮
江島神社
長谷寺
氷川神社
玉前神社
手児奈霊神堂
筑波山神社
鹿島神宮
大杉神社
日光二荒山神社
森友瀧尾神社
冠稲荷神社
高崎神社

●関西圏の20社寺
貴船神社
賀茂御祖神社下鴨神社
野宮神社
大原野神社
八坂神社
地主神社
六波羅蜜寺
華厳寺鈴虫寺
頂法寺(六角堂)
大神神社
談山神社
春日大社
露天神社(お初天神
信太森葛葉稲荷神社
水間寺
健部大社
豊満神社
生田神社
熊野速玉大社
紀三井寺

●全国各地の10社寺
卯子酉神社
白山比咩神社
北向観音
富士山本宮浅間大社
伊豆山神社
恋の水神社
結神社
伊勢神宮
出雲大社
八重垣神社

このほかにもたくさんありますのでお近くの神社・仏閣、パワースポットをご利用ください。

※付録 北海道・東北編
■北海道
 
西野神社
札幌市営東西線発寒南駅」から[西42]西野平和線平和の滝入口行き25分、「平和1条3丁目」下車
 
浦幌神社(乳神神社)
JR根室本線「浦幌駅」下車、徒歩12分


青森県
 
出雲大社弘前分院 


秋田県
 
三皇熊野神社
JR羽越本線羽後牛島駅」下車


岩手県

卯子酉神社
JR釜石線「遠野駅」下車、徒歩30分(自転車7分)
 
盛岡八幡宮
JR東北本線盛岡駅」から「茶畑行」バス15分「八幡宮前」下車すぐ
 
巽山稲荷神社
JR八戸線久慈駅」下車、徒歩5分

 

宮城県
 
二柱神社
仙台市南北線「八乙女駅」下車
 
西方寺(定義如来
JR「仙台駅」西口から、バスで90分「定義行き」終点「定義」下車、徒歩5分
 
大満寺
仙台市南北線愛宕橋駅」下車、徒歩10分
 
津島神社
 
 
御崎神社
JR大船渡線気仙沼駅」から徒歩10分、「宮城交通バス気仙沼案内所」からバス50分「御崎」下車
 
吉岡八幡神社
JR「仙台駅」から吉岡行きバス60分「吉岡上町」下車、徒歩5分


山形県
 
猿羽根山地蔵尊
JR奥羽本線「舟形駅」から、徒歩20分
 
若松寺(若松観音)
JR奥羽本線天童駅」から車で15分
 
金峯神社
JR羽越本線鶴岡駅」から庄交モール発バス「金峯登山口」下車、徒歩20分

大日坊
JR羽越線鶴岡駅」から湯殿山行きバスで48分「大網」下車、徒歩30分

亀岡文殊
JR奥羽本線「高畠駅」からタクシーで7分
 
宮内熊野大社
山形鉄道フラワー長井線宮内駅」下車、徒歩10分
 
英照院
JR奥羽本線新庄駅」から車で7分

 


福島県
 
河東町(縁むすびの町)
JR磐越西線「広田駅」下車
 
南湖神社
JR東北本線新白河駅」前より、JRバス棚倉ゆき「南湖公園」下車、徒歩10分
 
橋場のばんば
会津鉄道会津高原尾瀬口駅」から会津バス檜枝岐・沼山峠行きで1時間10分「ますや前」下車、徒歩2分

 

 

「秋寂し、南部風鈴鳴りにけり」

先日本屋の帰りにカウベルのついた喫茶店に入ってみた。

可愛い女の子に「ネスカフエブレンドをくれる?」と突っ込みを入れてみた。

「お客様、もっとおいしいブレンドコーヒーがありますけど」とうまい受け答えなので

「それ頂戴」と言って頼んでみた。普通なら「そんなものおいてませんけど」といってもおかしくないはずである。

ここには私のような変なおじさんが時々来るのかもしれない。

 

それからおもむろに、本を開いて何気なくBGMを聞いていた。

流れてくるのはビリーヴォーンの「波路はるかに♪~」やパーシーフェイスの「夏の日の恋♪~」、Frank Chacksfield フランク・チャックスフィールド の「引き潮♪~」等ばかりである。いい曲ばかりではある。

でもね♪~夏バージョンばかりなんです。

 

外は枯葉舞い、 街ゆく人々はコートすら着ている人もいるくらいなのである。

今はもう秋♪~誰もいない海♪~

そこで筆者は思う、

ヴィヴァルディの「秋」、ベートーベンの「月光ソナタ」とはいかないまでもイヴ・モンタンの「枯葉♪~」やヘンリー・マンシーニムーン・リバー」、エディット・ピアフの「バラ色の人生」、レイモン・ルフェーヴルの「シバの女王」、などをさりげなくかけたらコーヒーはもっとおいしいのにと思う。

周りには子供連れファミリーやアベック、女の子同士、サラリーマン、おしゃべり好きのオバタさん達などがいる。

全員を満足させるのは無理かなと思ったりもする。

季節は足音を立てながら秋から冬へと向かっている。今頃山では紅葉が美しいだろうと想像してみる。

しばらくして体が温まったころ、席を立ち、雑踏の中を家路へ急ぐ。新世界の家路♪~

 

家に戻り、部屋の空気を入れ替えていたら、なにやら風に吹かれていい音色。

チリリン♪~

「秋寂し、南部風鈴鳴りにけり」(お題は「秋の風鈴」)

と捻ってみた。【管理人=メタボ招き猫の最新作】

なんだ吾輩も時代に取り残された季節外れの仙人であっのだ。

 

 ※ヴィヴァルディの「四季」はアーヨ版またはカルミレッリ版がお勧めです。

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

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  • アーティスト: アーヨ(フェリックス),ビバルディ,イ・ムジチ合奏団
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ヴィヴァルディ:四季

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 チョン・キョンファの「四季」の演奏も素晴らしい。

ヴィヴァルディ:四季

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11月3日の文化の日に寄せて。 博物館や美術館が無料?

文化の日(ぶんかのひ)は、日本の国民の祝日の一つである。日付は11月3日。

1948年に「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として国民の祝日に定められました。

・文化を称える日
1946年に、平和主義・国民主権基本的人権を宣言した新憲法に基づき、この日を記念日にしました。現在でも文化の日には文化を称える行事として、皇居で文化勲章の授与式が行われます。また文化の日を中心に、文化庁主催による芸術祭が開催されています。

・新しい祝日
文化の日には、日本において文化の発展に功労のあった人々に文化勲章が授与され、また文化功労者および各種褒章の受賞者の伝達式などが行われます。 文化勲章は1937年に制定され、紀元節(2月11日)、天長節(4月29日)などに表彰式が行われてきましたが、戦後の1948年以降、毎年11月3日の文化の日に贈られています。

 

●歴史
文化の日は、国民の祝日に関する法律祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている。

1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められた。日本国憲法は、公布から半年後の1947年(昭和22年)5月3日に施行されたため、5月3日も憲法記念日として国民の祝日となっている。

休日としては、1873年(明治6年)に公布された年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治6年太政官布告第344号)以降1911年(明治44年)までは天長節、1927年(昭和2年)に改正された休日ニ関スル件(昭和2年3月4日勅令第25号)以降1947年(昭和22年)までは明治節として、明治天皇の誕生日による休日となっていた。

文化の日は上記の経緯と関係なく定められたということになっているが、当時の国会答弁や憲法制定スケジュールの変遷をみると、明治節憲法公布の日をあわせたとも考えられる。

一方、祝日法制定当時、参議院文化委員長として祝日法制定の際中心的役割を担った山本勇造が政界引退後に書いた当時の回顧録「文化の日ができるまで」には明治節に関する記述は一切ない。山本によれば、元々、憲法発布は11月1日の予定であったが、施行日がメーデーと重なるという理由で直前に11月3日に変更されたのだという。

山本ら参議院側は11月3日を憲法記念日とすることを強硬に主張したが、GHQ側が、11月3日だけは絶対にだめだと主張し、衆議院が5月3日を憲法記念日とすることに同意してしまい、参議院側が孤立する事態になった。そのとき突然GHQ側から、憲法記念日という名でない記念日とするなら何という名がいいか、という話を持ち出してきたという。

 

●「明治の日」制定へ動き
 2018年に明治維新から150年を迎えるのを前に、祝日法を改正して11月3日の「文化の日」を「明治の日」に改めようとする動きが、保守系の市民団体や国会議員を中心に本格化している。戦前の「明治節」の復活を意図しており、識者からは「文化の日憲法記念日と一対のもので、名称変更は歴史に逆行する」との批判もある。


●行事
文化勲章の授与式開催
皇居で文化勲章の親授式が行われる。

11月3日、皇居では文化勲章の授与式が行われます。授与式では「国家又は公共に対し功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などを表彰するもの」として、勲章及び褒章があります。文化は永遠であるべきとの意向で作られた常緑樹の橘を模した勲章と、褒章として終身年金(350万円)が贈られます。
文化勲章の受賞を目指して頑張る事も、美術館・劇場に足を運んだり、実際に何か創作してみたりする事も、人生を豊かに過ごすための手段の一つかもしれませんね。

海上自衛隊で、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において、満艦飾が行われる。

文化の日を中心に、文化庁主催による芸術祭が開催される。

・博物館や美術館の中には、入館料を無料にしたり、様々な催し物を開催する所もある。

日本武道館で全日本剣道選手権大会が開催され、NHK総合テレビジョンで生放送される。

また、この日は晴天になる確率が高く、「晴れの特異日」として有名である。

※11月3日(祝) 文化の日に無料となるイベント博物館がいっぱい


文化勲章(ぶんかくんしょう)は、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。当時の内閣総理大臣廣田弘毅の発案により、1937年の文化勲章令(昭和12年2月11日勅令第9号)を以て制定された。


●授与
親授式が毎年11月3日の文化の日に皇居宮殿松の間で行われ、天皇から直接授与(親授)される。
1997年(平成9年)から現行の天皇親授に切り替えられたが、それまでは宮中で天皇臨席のもとに内閣総理大臣が勲記と勲章を手交する伝達式の形式で行われていた。そのため、以前は同じく宮中伝達式により授与される旧勲二等と同位に位置づけられていたが、現在では同じく天皇親授により授与される大綬章(旧勲一等)と同位に位置づけられている


文化功労者との関係
文化勲章には金品等の副賞は伴わない。これは日本国憲法第14条の規定(勲章への特権付与の禁止)によるものであるが、文化の発展向上への貢献者に報いたいとの意図により、文化勲章とは別制度として1951年(昭和26年)に文化功労者顕彰制度が創設され、前年度までの文化勲章受章者で存命者を一斉に文化功労者として顕彰するとともに、以後も文化勲章受章者は同時に文化功労者でもあるように運用することとした。これにより、文化勲章受章者は、文化功労者年金法に基づく終身年金(現在は年額350万円)が支給される。

制度上は別のものであるとの制度設計であっても、実際の運用上において文化勲章受章者と文化功労者とを完全に同一にすると憲法の規定に抵触するおそれがあるため、文化勲章受章者とは別に、文化勲章受章者以外にも文化功労者として顕彰する者を選定する運用が行われてきた。1979年(昭和54年)度以降は、文化勲章受章者は原則として前年度までに文化功労者として顕彰を受けた者の中から選考するように改められた。


●2016年(平成28年度)文化勲章受賞者

大隅良典(分子細胞生物学、ノーベル賞受賞者
草間彌生(前衛美術)
平岩弓枝(小説)
船村徹(作曲)
中野三敏(日本近世文学)
太田朋子(集団遺伝学)

 

★歴代文化勲章受章者一覧
長岡半太郎(帝国学士院院長、物理学) 昭和12年4月28日
本多光太郎(東北帝国大学総長、金属物理学) 昭和12年4月28日
木村栄(帝国学士院会員、地球物理学) 昭和12年4月28日
佐佐木信綱(帝国学士院会員、和歌・和歌史・歌学史) 昭和12年4月28日
幸田成行(幸田露伴、帝国学士院会員、文学) 昭和12年4月28日
岡田三郎助(帝国美術院会員、洋画) 昭和12年4月28日
藤島武二(帝国美術院会員、洋画) 昭和12年4月28日
竹内恒吉(竹内栖鳳、帝国美術院会員、日本画) 昭和12年4月28日
横山秀麿(横山大観、帝国美術院会員、日本画) 昭和12年4月28日
高木貞治(東京帝国大学名誉教授、数学) 昭和15年11月10日
西田幾太郎(京都帝国大学名誉教授、哲学) 昭和15年11月10日
川合芳三郎(川合玉堂、帝国美術院会員、日本画) 昭和15年11月10日
佐々木隆興(帝国学士院会員、生化学・病理学) 昭和15年11月10日
伊東忠太(東京帝国大学名誉教授、建築学) 昭和18年4月29日
鈴木梅太郎(東京帝国大学名誉教授、農芸化学) 昭和18年4月29日
朝比奈泰彦(東京帝国大学名誉教授、薬学・植物化学) 昭和18年4月29日
湯川秀樹(京都大学名誉教授、ノーベル物理学賞受賞者、原子物理学) 昭和18年4月29日
徳富猪一郎(徳富蘇峰貴族院議員、歴史・政治評論) 昭和18年4月29日
三宅雄二郎(三宅雪嶺、帝国芸術院会員、社会評論) 昭和18年4月29日
和田英作(東京美術学校名誉教授、洋画) 昭和18年4月29日
田中館愛橘(貴族院議員、地球物理学・航空学) 昭和19年4月29日
岡部金治郎(大阪大学名誉教授、電気工学) 昭和19年4月29日
志賀潔(京城帝国大学総長、細菌学) 昭和19年4月29日
稲田龍吉(東京帝国大学名誉教授、細菌学) 昭和19年4月29日
狩野直喜(京都帝国大学名誉教授、中国文学) 昭和19年4月29日
高楠順次郎(東京帝国大学名誉教授、インド哲学) 昭和19年4月29日
中田薫(貴族院議員、法制史・日本法制史) 昭和21年2月11日
宮部金吾(北海道帝国大学名誉教授、植物学) 昭和21年2月11日
俵国一(東京帝国大学名誉教授、金属学) 昭和21年2月11日
仁科芳雄(日本学術会議副議長、原子物理学) 昭和21年2月11日
梅若万三郎(帝国芸術院会員、能楽) 昭和21年2月11日
岩波茂雄(貴族院議員、出版) 昭和21年2月11日
木原均(京都大学名誉教授、遺伝学) 昭和23年11月2日
長谷川万次郎(長谷川如是閑貴族院議員、評論) 昭和23年11月2日
安田新三郎(安田靱彦、東京芸術大学名誉教授、日本画) 昭和23年11月2日
朝倉文夫(帝国美術院会員、彫塑) 昭和23年11月2日
上村津祢(上村松園、帝国芸術院会員、日本画) 昭和23年11月2日
寺島幸三(尾上菊五郎、帝国芸術院会員、歌舞伎) 昭和24年7月10日
津田左右吉(早稲田大学名誉教授、東洋哲学・日本古代史) 昭和24年11月3日
鈴木貞太郎(鈴木大拙大谷大学教授、仏教学) 昭和24年11月3日
三浦謹之助(東京帝国大学名誉教授、内科学) 昭和24年11月3日
岡田武松(中央気象台長、気象学) 昭和24年11月3日
真島利行(東北帝国大学名誉教授、化学) 昭和24年11月3日
谷崎潤一郎(帝国芸術院会員、文学) 昭和24年11月3日
志賀直哉(帝国芸術院会員、文学) 昭和24年11月3日
牧野英一(貴族院議員、刑法・法理学) 昭和25年11月3日
田辺元(京都大学名誉教授、哲学) 昭和25年11月3日
藤井健次郎(東京大学名誉教授、植物学) 昭和25年11月3日
三島徳七(東京大学名誉教授、金属学) 昭和25年11月3日
小林茂(小林古径東京芸術大学教授、日本画) 昭和25年11月3日
土井林吉(土井晩翠、帝国芸術院会員、詩) 昭和25年11月3日
正宗忠夫(正宗白鳥、帝国芸術院会員、文学) 昭和25年11月3日
柳田国男(枢密顧問官、民俗学) 昭和26年11月3日
光田健輔(国立療養所長島愛生園名誉園長、癩医学) 昭和26年11月3日
西川正治(東京帝国大学名誉教授、原子物理学) 昭和26年11月3日
菊池正士(東京理科大学長、原子物理学) 昭和26年11月3日
斉藤茂吉(帝国芸術院会員、短歌) 昭和26年11月3日
武者小路実篤(貴族院議員、文学) 昭和26年11月3日
波野辰次郎(中村吉右衛門日本芸術院会員) 昭和26年11月3日
梅原龍三郎(東京芸術大学名誉教授、洋画) 昭和27年11月3日
熊谷岱蔵(東北大学名誉教授、結核医学) 昭和27年11月3日
佐々木惣一(貴族院議員、憲法学・行政学) 昭和27年11月3日
辻善之助(東京大学名誉教授、日本史・仏教学) 昭和27年11月3日
朝永振一郎(東京教育大学長、ノーベル物理学賞受賞者、原子物理学) 昭和27年11月3日
永井壮吉(永井荷風日本芸術院会員、文学) 昭和27年11月3日
安井曽太郎(東京芸術大学教授、洋画) 昭和27年11月3日
板谷嘉七(板谷波山、帝国芸術院会員、陶芸) 昭和28年11月3日
宇井伯寿(駒沢大学総長、インド哲学) 昭和28年11月3日
香取秀治郎(香取秀真、帝国芸術院会員、鋳金) 昭和28年11月3日
喜多六平太(帝国芸術院会員、謡曲) 昭和28年11月3日
羽田亨(京都帝国大学総長、東洋史) 昭和28年11月3日
矢部長克(東北大学名誉教授、地質学・古生物学) 昭和28年11月3日
勝沼精蔵(名古屋大学長、血液学) 昭和29年11月3日
鏑木健一(鏑木清方、帝国芸術院会員、日本画) 昭和29年11月3日
金田一京助(日本学士院会員、アイヌ文学) 昭和29年11月3日
高浜清(高浜虚子、帝国芸術院会員、俳句) 昭和29年11月3日
萩原雄祐(東京大学名誉教授、天文学) 昭和29年11月3日
大谷竹次郎(松竹株式会社会長、演劇事業) 昭和30年11月3日
杉本金太郎(稀音家浄観日本芸術院会員、長唄) 昭和30年11月3日
平沼亮三(貴族院議員、体育) 昭和30年11月3日
二木謙三(東京帝国大学名誉教授、伝染病学) 昭和30年11月3日
前田廉造(前田青邨東京芸術大学教授、日本画) 昭和30年11月3日
増本量(東北大学名誉教授、金属学) 昭和30年11月3日
和辻哲郎(日本学士院会員、倫理学) 昭和30年11月3日
安藤広太郎(内閣顧問、農学) 昭和31年11月3日
坂本繁二郎(洋画) 昭和31年11月3日
新村出(京都大学名誉教授、言語学国語学) 昭和31年11月3日
古畑稲基(東京大学名誉教授、法医学) 昭和31年11月3日
村上武次郎(東北大学名誉教授、金属学) 昭和31年11月3日
八木秀次(大阪大学総長、電気工学) 昭和31年11月3日
山田耕作(帝国芸術院会員、作曲) 昭和31年11月3日
牧野富太郎(日本学士院会員、植物学) 昭和32年1月18日
緒方知三郎(東京帝国大学名誉教授、病理学) 昭和32年11月3日
久保田万太郎(日本芸術院会員、小説・劇作) 昭和32年11月3日
小平邦彦(東京大学名誉教授、フィールズ賞受賞者、数学) 昭和32年11月3日
西山夘三郎(西山翠嶂、帝国芸術院会員、日本画) 昭和32年11月3日
山田孝雄(貴族院議員、国語学) 昭和32年11月3日
吉住小三郎(日本芸術院会員、長唄) 昭和32年11月3日
北村西望(帝国芸術院会員、彫塑) 昭和33年11月3日
近藤平三郎(陸軍薬剤監、東京大学名誉教授、薬学・薬化学) 昭和33年11月3日
野副鉄男(東北大学名誉教授、有機化学) 昭和33年11月3日
松林篤(松林桂月、帝国芸術院会員、日本画) 昭和33年11月3日
川端昇太郎(川端龍子満洲国新京美術院長、日本画) 昭和34年11月3日
小泉信三(慶応義塾大学塾長、経済学) 昭和34年11月3日
丹羽保次郎(東京電機大学長、電気工学) 昭和34年11月3日
山内英夫(里見*、日本芸術院会員、小説) 昭和34年11月3日
吉田富三(日本学術会議副議長、病理学) 昭和34年11月3日
岡潔(奈良女子大学教授、数学) 昭和35年11月3日
佐藤春夫(日本芸術院会員、小説・詩) 昭和35年11月3日
田中耕太郎(最高裁判所長官、商法・法哲学) 昭和35年11月3日
吉川英次(吉川英治、小説) 昭和35年11月3日
川端康成(日本芸術院会員、ノーベル文学賞受賞者、小説) 昭和36年11月3日
鈴木虎雄(京都帝国大学名誉教授、中国文学・漢詩・和歌) 昭和36年11月3日
富本憲吉(帝国美術院会員、陶芸) 昭和36年11月3日
堂本三之助(堂本印象、日本芸術院会員、日本画) 昭和36年11月3日
福田平八郎(日本芸術院会員、日本画) 昭和36年11月3日
水島三一郎(東京大学名誉教授、化学) 昭和36年11月3日
梅沢浜夫(東京大学名誉教授、微生物学) 昭和37年11月3日
奥村義三(奥村土牛、帝国芸術院会員、日本画) 昭和37年11月3日
桑田義備(日本学士院会員、植物細胞学) 昭和37年11月3日
中村恒吉(中村岳陵、帝国芸術院会員、日本画) 昭和37年11月3日
平櫛倬太郎(平櫛田中、帝国芸術院会員、木彫) 昭和37年11月3日
久野寧(名古屋大学名誉教授、生理学) 昭和38年11月3日
古賀逸策(東京大学名誉教授、電気工学) 昭和38年11月3日
茅誠司(東京大学名誉教授、物理学) 昭和39年11月3日
野尻清彦(大仏次郎、内閣参与、小説) 昭和39年11月3日
藪田貞治郎(東京大学名誉教授、農芸化学) 昭和39年11月3日
吉田五十八(東京芸術大学名誉教授、建築) 昭和39年11月3日
我妻栄(貴族院議員、民法) 昭和39年11月3日
赤堀四郎(大阪大学長、生物有機学) 昭和40年11月3日
小糸源太郎(小絲源太郎、日本芸術院会員、洋画) 昭和40年11月3日
諸橋轍次(東京文理科大学名誉教授、漢文学) 昭和40年11月3日
山口三郎(山口蓬春、日本芸術院会員、日本画) 昭和40年11月3日
山本勇造(山本有三貴族院議員、小説) 昭和40年11月3日
井伏満寿夫(井伏鱒二日本芸術院会員、小説) 昭和41年11月3日
徳岡時次郎(徳岡神泉日本芸術院会員、日本画) 昭和41年11月3日
仁田勇(大阪大学名誉教授、結晶化学) 昭和41年11月3日
小林秀雄(日本芸術院会員、文芸評論) 昭和42年11月3日
坂口謹一郎(東京大学名誉教授、微生物学酵素学) 昭和42年11月3日
林武臣(林武、東京芸術大学名誉教授、洋画) 昭和42年11月3日
村野藤吉(村野藤吾日本芸術院会員、建築) 昭和42年11月3日
山県昌夫(東京大学名誉教授、造船工学) 昭和42年11月3日
堅山熊次(堅山南風、日本芸術院会員、日本画) 昭和43年11月3日
黒川利雄(東北大学長、内科学) 昭和43年11月3日
鈴木雅次(内務技監、土木工学) 昭和43年11月3日
浜田象二(浜田庄司、財団法人日本民芸館長、陶芸) 昭和43年11月3日
岩田豊雄(獅子文六日本芸術院会員、小説・戯曲) 昭和44年11月3日
落合英二(東京大学名誉教授、薬化学) 昭和44年11月3日
正田健次郎(大阪大学長、数学) 昭和44年11月3日
山新吉(東山魁夷日本芸術院会員、日本画) 昭和44年11月3日
冲中重雄(東京大学名誉教授、内科学・神経学) 昭和45年11月3日
棟方志功(日本版画院名誉会員、版画) 昭和45年11月3日
赤木正雄(貴族院議員、砂防計画学) 昭和46年11月3日
荒川豊蔵(日本工芸会正会員、陶芸) 昭和46年11月3日
野上ヤエ(野上弥生子、帝国芸術院会員、小説) 昭和46年11月3日
安井琢磨(東北大学名誉教授、近代経済学) 昭和46年11月3日
内田祥三(東京大学総長、建築学・防災工学) 昭和47年11月3日
小野清一郎(東京大学名誉教授、刑事法学) 昭和47年11月3日
岡鹿之助(日本芸術院会員、洋画) 昭和47年11月3日
早石修(海軍軍医大尉、大阪医科大学長、生化学) 昭和47年11月3日
石原謙(東京女子大学長、宗教史) 昭和48年11月3日
勝木保次(東京医科薬科大学長、生理学) 昭和48年11月3日
久保亮五(東京大学名誉教授、統計力学) 昭和48年11月3日
瀬藤象二(東京大学名誉教授、電気工学) 昭和48年11月3日
谷口吉郎(東京工業大学名誉教授、建築) 昭和48年11月3日
石坂公成(京都大学名誉教授、免疫学) 昭和49年11月3日
江崎玲於奈(筑波大学長、ノーベル物理学賞受賞者、電子工学) 昭和49年11月3日
杉山寧(日本芸術院会員、日本画) 昭和49年11月3日
永田武(東京大学名誉教授、地球物理学) 昭和49年11月3日
橋本明治(日本芸術院会員、日本画) 昭和49年11月3日
江橋節郎(東京大学名誉教授、薬理学) 昭和50年11月3日
小山敬三(日本芸術院会員、洋画) 昭和50年11月3日
田崎広次(田崎広助、日本芸術院会員、洋画) 昭和50年11月3日
中川一政(東京都名誉都民、洋画) 昭和50年11月3日
広中平祐(京都大学教授、フィールズ賞受賞者、数学) 昭和50年11月3日
井上靖(日本芸術院会員、小説) 昭和51年11月3日
小野英吉(小野竹喬、帝国芸術院会員、日本画) 昭和51年11月3日
木村資生(日本学士院会員、遺伝学) 昭和51年11月3日
松田権六(東京芸術大学名誉教授、漆芸) 昭和51年11月3日
森嶋通夫(大阪大学教授、理論経済学) 昭和51年11月3日
桜田一郎(京都大学名誉教授、応用化学・高分子化学) 昭和52年11月3日
田宮博(東京大学名誉教授、細胞生理化学) 昭和52年11月3日
中村元(東京大学名誉教授、インド哲学) 昭和52年11月3日
丹羽文雄(日本芸術院会員、小説) 昭和52年11月3日
山本正義(山本丘人女子美術専門学校教授、日本画) 昭和52年11月3日
尾崎一雄(日本芸術院会員、小説) 昭和53年11月3日
楠部弥一(楠部弥弌、日本芸術院会員、陶芸) 昭和53年11月3日
杉村隆(国立癌センター総長、癌生化学) 昭和53年11月3日
田中美知太郎(京都大学名誉教授、哲学・西洋古典学) 昭和53年11月3日
南部陽一郎(シカゴ大学主任教授、ノーベル物理学賞受賞者、理論物理学) 昭和53年11月3日
今西錦司(岐阜大学長、霊長類学) 昭和54年11月3日
河村藤雄(中村歌右衛門日本芸術院会員、歌舞伎) 昭和54年11月3日
沢田寅吉(沢田政広、日本芸術院会員、木彫) 昭和54年11月3日
高橋誠一郎(文部大臣、経済学史) 昭和54年11月3日
堀口大学(日本芸術院会員、詩・翻訳) 昭和54年11月3日
小倉遊亀(日本芸術院会員、日本画) 昭和55年11月3日
小谷正雄(東京理科大学長、分子生理学・生物物理学) 昭和55年11月3日
丹下健三(東京大学名誉教授、建築) 昭和55年11月3日
東畑精一(東京大学名誉教授、農業経済学) 昭和55年11月3日
波野聖司(中村勘三郎日本芸術院会員、歌舞伎) 昭和55年11月3日
高柳健次郎(放送技術振興協会理事長、電子工学・テレビジョン工学) 昭和56年11月3日
永井龍男(日本芸術院会員、小説) 昭和56年11月3日
藤間順次郎(松本白鸚日本芸術院会員、歌舞伎) 昭和56年11月3日
山口米次郎(山口華楊、日本芸術院会員、日本画) 昭和56年11月3日
横田喜三郎(最高裁判所長官国際法学) 昭和56年11月3日
福井謙一(京都大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者、工業化学) 昭和56年11月3日
坂本太郎(東京大学名誉教授、日本史学) 昭和57年11月3日
高山辰雄(日本芸術院会員、日本画) 昭和57年11月3日
津田恭介(東京大学名誉教授、薬学・有機化学) 昭和57年11月3日
藤間秀雄(藤間勘十郎日本芸術院会員、邦舞) 昭和57年11月3日
吉識雅夫(東京理科大学長、船舶工学) 昭和57年11月3日
山本健吉(日本芸術院会員、文芸評論) 昭和58年11月3日
牛島憲之(日本芸術院会員、洋画) 昭和58年11月3日
小礒良平(小磯良平東京芸術大学名誉教授、洋画) 昭和58年11月3日
服部四郎(東京大学名誉教授、言語学) 昭和58年11月3日
武藤清(東京大学名誉教授、建築構造学) 昭和58年11月3日
上村信太郎(上村松篁、京都市美術大学名誉教授、日本画) 昭和59年11月3日
奥田厳三(奥田元栄、日本芸術院会員、日本画) 昭和59年11月3日
貝塚茂樹(京都大学名誉教授、東洋史学) 昭和59年11月3日
高橋信次(名古屋大学名誉教授、放射線医学) 昭和59年11月3日
利根川進(マサチューセッツ工科大学教授、ノーベル医学・生理学賞受賞者、分子生物学) 昭和59年11月3日
円地富美(円地文子日本芸術院会員、小説) 昭和60年11月3日
黒沢明(映画監督、映画) 昭和60年11月3日
良守峯(東京大学名誉教授、ドイツ語学・ドイツ文学) 昭和60年11月3日
西川寧(東京教育大学教授、書) 昭和60年11月3日
和達清夫(日本学士院院長、地球物理学) 昭和60年11月3日
荻須高徳(洋画) 昭和61年10月14日
岡義武(東京大学名誉教授、政治史) 昭和61年11月3日
土屋文明(日本芸術院会員、短歌) 昭和61年11月3日
名取礼二(東京慈恵医科大学長、筋生理学) 昭和61年11月3日
林忠四郎(京都大学名誉教授、宇宙物理学) 昭和61年11月3日
池田昇一(池田遥邨、日本芸術院会員、日本画) 昭和62年11月3日
岡田善雄(大阪大学教授、細胞遺伝学) 昭和62年11月3日
草野心平(日本芸術院会員、詩) 昭和62年11月3日
桑原武夫(京都大学名誉教授、仏文学・評論) 昭和62年11月3日
藤間豊(尾上松緑日本芸術院会員、歌舞伎) 昭和62年11月3日
今井功(東京大学教授、流体力学) 昭和63年11月3日
円鍔勝二(円鍔勝三、多摩美術大学名誉教授、彫刻) 昭和63年11月3日
河盛好蔵(日本芸術院会員、翻訳・評論) 昭和63年11月3日
末永雅雄(関西大学名誉教授、考古学) 昭和63年11月3日
西塚泰美(神戸大学教授、生化学) 昭和63年11月3日
片岡球子(日本芸術院会員、日本画) 平成元年11月3日
鈴木竹雄(東京大学名誉教授、商法学) 平成元年11月3日
富永直樹(日本芸術院会員、彫刻) 平成元年11月3日
西沢潤一(東北大学教授、電子工学) 平成元年11月3日
吉井淳二(日本芸術院会員、洋画) 平成元年11月3日
石井良助(東京大学名誉教授、日本法制史) 平成2年11月3日
市古貞次(東京大学名誉教授、国文学) 平成2年11月3日
片山愛子(井上八千代、日本芸術院会員、邦舞) 平成2年11月3日
金子堅蔵(金子鴎亭、日展常務理事、書) 平成2年11月3日
長倉三郎(東京大学名誉教授、物理化学) 平成2年11月3日
猪瀬博(東京大学名誉教授、電子工学) 平成3年11月3日
江上波夫(東京大学名誉教授、アジア考古学) 平成3年11月3日
蓮田修次(蓮田修吾郎東京芸術大学教授、鋳金) 平成3年11月3日
福沢一郎(多摩美術大学名誉教授、洋画) 平成3年11月3日
森繁久弥(日本俳優連合理事長、現代演劇・映画・放送) 平成3年11月3日
青山文雄(青山杉雨、日本芸術院会員、書) 平成4年11月3日
井深大(ソニー株式会社会長、電子技術) 平成4年11月3日
大塚久雄(東京大学名誉教授、西洋経済史) 平成4年11月3日
佐藤実(佐藤太清、日本芸術院会員、日本画) 平成4年11月3日
森野米三(東京大学名誉教授、構造化学) 平成4年11月3日
大隅健一郎(最高裁判所判事、商法・経済法) 平成5年11月3日
小田稔(東京情報大学長、宇宙物理学) 平成5年11月3日
帖佐良行(帖佐美行日本芸術院会員、彫金) 平成5年11月3日
福田定一(司馬遼太郎日本芸術院会員、小説) 平成5年11月3日
森田茂(日本芸術院会員、洋画) 平成5年11月3日
朝比奈隆(大阪音楽大学名誉教授、洋楽・指揮) 平成6年11月3日
岩橋英遠(岩橋永遠、東京芸術大学名誉教授、日本画) 平成6年11月3日
梅棹忠夫(国立民族学博物館名誉教授、民族学) 平成6年11月3日
島秀雄(日本国有鉄道理事技師長、鉄道工学) 平成6年11月3日
満田久輝(京都大学名誉教授、栄養化学・食糧化学) 平成6年11月3日
遠藤周作(日本芸術院会員、小説) 平成7年11月3日
佐治正(佐治賢使、日本芸術院会員、漆工芸) 平成7年11月3日
団藤重光(最高裁判所判事、刑事法学) 平成7年11月3日
花房秀三郎(ロックフェラー大学名誉教授、ウイルス学・腫瘍学) 平成7年11月3日
増田四郎(一橋大学名誉教授、西洋経済史) 平成7年11月3日
浅蔵与作(浅蔵五十吉、日本芸術院会員、陶芸) 平成8年11月3日
伊藤清永(日本芸術院会員、洋画) 平成8年11月3日
伊藤正男(東京大学名誉教授、神経生理学・神経科学) 平成8年11月3日
竹内理三(東京大学名誉教授、日本史学) 平成8年11月3日
森英恵(服飾デザイン) 平成8年11月3日
千宗室(裏千家家元、茶道) 平成9年11月3日
宇沢弘文(東京大学名誉教授、理論経済学) 平成9年11月3日
小柴昌俊(東京大学特別栄誉教授、ノーベル物理学賞受賞者、素粒子実験) 平成9年11月3日
高橋節郎(東京芸術大学名誉教授、漆芸) 平成9年11月3日
向山光昭(東京大学名誉教授、有機合成化学) 平成9年11月3日
芦原義信(東京大学名誉教授、建築) 平成10年11月3日
岸本忠三(大阪大学長、免疫学) 平成10年11月3日
平山郁夫(東京芸術大学名誉教授、日本画) 平成10年11月3日
村上正一(村上三島日本芸術院会員、書) 平成10年11月3日
山本達郎(東京大学名誉教授、東洋史学) 平成10年11月3日
阿川弘之(日本芸術院会員、小説) 平成11年11月3日
秋野ふく(秋野不矩京都市立芸術大学名誉教授、日本画) 平成11年11月3日
伊藤正己(最高裁判所判事、英米法憲法) 平成11年11月3日
梅原猛(国際日本文化研究センター所長、日本文化研究) 平成11年11月3日
田村三郎(東京大学名誉教授、生物有機化学・生物環境生物科学) 平成11年11月3日
石川忠雄(慶應義塾大学名誉教授、現代中国研究) 平成12年11月3日
大久保ふく(大久保婦久子、日本芸術院会員、皮革工芸) 平成12年11月3日
白川英樹(筑波大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者、物質科学) 平成12年11月3日
杉岡正美(杉岡華邨、大阪教育大学名誉教授、書・仮名) 平成12年11月3日
野依良治(名古屋大学教授、ノーベル化学賞受賞者、有機化学) 平成12年11月3日
山田美津(山田五十鈴、俳優、演劇) 平成12年11月3日
井口洋夫(宇宙開発事業団宇宙環境利用研究システム長、分子エレクトロニクス) 平成13年11月3日
豊島久真男(東京大学名誉教授、ウイルス学) 平成13年11月3日
中根千枝(東京大学名誉教授、社会人類学) 平成13年11月3日
守屋正(守屋多々志、日本美術院評議員日本画・古画表現) 平成13年11月3日
淀井敏夫(東京芸術大学名誉教授、彫刻) 平成13年11月3日
小宮隆太郎(東京大学名誉教授、日本学士院会員、国際経済学) 平成14年11月3日
近藤次郎(東京大学名誉教授、日本学術会議会長、航空宇宙工学・応用数学・環境科学・学術振興) 平成14年11月3日
新藤兼登(新藤兼人、映画監督・脚本家、映画) 平成14年11月3日
杉本苑子(作家、小説) 平成14年11月3日
田中耕一(島津製作所田中耕一記念質量分析研究所長、ノーベル化学賞受賞者、質量分析学) 平成14年11月3日
藤田喬平(日本芸術院会員、工芸(ガラス)) 平成14年11月3日
大岡信(日本芸術院会員、詩・評論) 平成15年11月3日
緒方貞子(国際連合難民高等弁務官、政治学・国際活動・国際貢献) 平成15年11月3日
加山又造(東京芸術大学名誉教授、日本画) 平成15年11月3日
西島和彦(東京大学名誉教授、素粒子物理学) 平成15年11月3日
森亘(東京大学長、病理学・科学技術・学術振興) 平成15年11月3日
青木清治(中村雀右衛門日本芸術院会員、歌舞伎) 平成16年11月3日
小林庸浩(小林斗あん、日本芸術院会員、書・篆刻) 平成16年11月3日
白川静(立命館大名誉教授、中国古代文化) 平成16年11月3日
戸塚洋二(高エネルギー加速器研究機構長、宇宙線物理学) 平成16年11月3日
福王寺雄一(福王子法林、日本芸術院会員、日本画) 平成16年11月3日
青木久重(青木龍山日本芸術院会員、陶芸) 平成17年11月3日
斎藤真(東京大学名誉教授、アメリカ政治外交史) 平成17年11月3日
沢田敏男(京都大学名誉教授、農業工学) 平成17年11月3日
日野原重明(聖路加国際病院理事長、内科学・看護教育・医療振興) 平成17年11月3日
村上美津(森光子、俳優、大衆演劇) 平成17年11月3日
荒田吉明(大阪大学名誉教授、高温工学、溶接工学) 平成18年11月3日
大山忠作(日本芸術院会員、日本画) 平成18年11月3日
篠原三代平(一橋大学名誉教授、日本経済論) 平成18年11月3日
瀬戸内晴美(瀬戸内寂聴、作家、小説) 平成18年11月3日
吉田秀和(評論家、音楽評論) 平成18年11月3日
岡田節人(京都大学名誉教授、発生生物学) 平成19年11月3日
茂山七五三(茂山千作日本芸術院会員、狂言) 平成19年11月3日
中西香爾(コロンビア大学名誉教授、有機化学) 平成19年11月3日
中村晉也(中村晋也、日本芸術院会員、彫刻) 平成19年11月3日
三ケ月章(法務大臣東京大学名誉教授、民事訴訟法学、裁判法学) 平成19年11月3日
伊藤清(京都大学名誉教授、数学) 平成20年11月3日
小沢征爾(指揮者、指揮) 平成20年11月3日
小林誠(高エネルギー加速器研究機構名誉教授、ノーベル物理学賞受賞者、素粒子物理学) 平成20年11月3日
下村脩(ボストン大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者、海洋生物学) 平成20年11月3日
田辺聖子(作家、小説) 平成20年11月3日
古橋広之進(日本オリンピック委員会会長、スポーツ) 平成20年11月3日
益川敏英(京都大学名誉教授、ノーベル物理学賞受賞者、素粒子物理学) 平成20年11月3日
飯島澄男(名城大学教授、材料科学) 平成21年11月3日
中川清(桂米朝古典落語) 平成21年11月3日
林宏太郎(坂田藤十郎日本芸術院会員、歌舞伎) 平成21年11月3日
速水融(慶應義塾大学名誉教授、社会経済史・歴史人口学) 平成21年11月3日
日沼頼夫(京都大学名誉教授、ウイルス学) 平成21年11月3日
有馬朗人(文部大臣、東京大学長、原子核物理学・学術振興) 平成22年11月3日
安藤忠雄(東京大学特別栄誉教授、建築) 平成22年11月3日
鈴木章(北海道大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者、有機合成化学) 平成22年11月3日
蜷川幸雄(演出家、演劇) 平成22年11月3日
根岸英一(パデュー大学特別教授、ノーベル化学賞受賞者、有機合成化学) 平成22年11月3日
三宅一生(ファッションデザイナー、服飾デザイン) 平成22年11月3日
脇田晴子(滋賀県立大学名誉教授、日本中世史) 平成22年11月3日
赤崎勇(名城大学教授、ノーベル物理学賞受賞者、半導体電子工学) 平成23年11月3日
奈良年郎(大樋年朗、金沢学院大学副学長、陶芸) 平成23年11月3日
根村才一(丸谷才一、小説家、小説) 平成23年11月3日
三谷太一郎(東京大学名誉教授、日本政治外交史) 平成23年11月3日
柳田充弘(京都大学名誉教授、分子遺伝学・分子生理学) 平成23年11月3日
小田滋(東北大学名誉教授、国際司法裁判所判事、国際法学・国際貢献) 平成24年11月3日
高階秀爾(東京大学名誉教授、大原美術館長、美術評論・文化振興) 平成24年11月3日
松尾敏男(日本美術院理事長、日本画) 平成24年11月3日
山田康之(奈良先端科学技術大学院大学長、植物分子細胞生物学・植物バイオテクノロジー) 平成24年11月3日
山田洋次(日本芸術院会員、映画) 平成24年11月3日
山中伸弥(京都大学教授、ノーベル生物学・医学賞受賞者、幹細胞生物学) 平成24年11月3日
岩崎俊一(東北工業大学理事長、電子工学) 平成25年11月3日
小田剛一(高倉健、俳優、映画) 平成25年11月3日
高木郁太(高木聖鶴、書) 平成25年11月3日
中西進(奈良県立万葉文化館名誉館長、日本文学・比較文学) 平成25年11月3日
本庶佑(京都大学名誉教授、医化学・分子免疫学) 平成25年11月3日
天野浩(名古屋大学教授、ノーベル物理学賞受賞者、電子・電気材料工学) 平成26年11月3日
市川多恵子(河野多恵子、作家、小説) 平成26年11月3日
岸本欣一(岸本住大夫、人形浄瑠璃太夫、人形浄瑠璃文楽) 平成26年11月3日
武豊喜(北九州産業学術推進機構理事長、分子組織化学) 平成26年11月3日
中村修二(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授、ノーベル物理学賞受賞者、半導体工学) 平成26年11月3日
根岸隆(東京大学名誉教授、経済理論・経済学説史) 平成26年11月3日
野見山暁治(洋画家、洋画) 平成26年11月3日
大村智(北里大学特別栄誉教授、ノーベル生理学・医学賞受賞者、天然物有機化学・薬学) 平成27年11月3日
梶田隆章(東京大学宇宙線研究所長、ノーベル物理学賞受賞者、素粒子宇宙線物理学) 平成27年11月3日
塩野宏(東京大学名誉教授、法律学行政法学) 平成27年11月3日
志村ふくみ(染織家、工芸(染織)) 平成27年11月3日
末松安晴(東京工業大学栄誉教授、光通信工学) 平成27年11月3日
仲代元久(仲代達矢、俳優) 平成27年11月3日
中西重忠(京都大学名誉教授、神経科学) 平成27年11月3日

 

2017年用の年賀はがきが1日、全国の郵便局で売り出される 受け付けは12月15日から。投函は同12月25日まで

2017年用の年賀はがきが1日、全国の郵便局などで売り出され、東京・丸の内の東京中央郵便局には午前9時の発売前に多くの人が並んだ。当初の発行枚数は前年より5・5%少ない28億5329万枚で、1983年以来34年ぶりに30億枚を下回った。受け付けは15日からだ。

 丸の内であったイベントにはアイドルグループ嵐の大野智さんと相葉雅紀さんが登場。大野さんは「年賀状は子供の頃のわくわくした気持ちをよみがえらせてくれる」と話した。

 お年玉付き年賀はがきの1等は現金10万円か、旅行や家電などの商品。商品の選択肢は前年の6種類から1万種類以上に増やした。当選確率は100万分の1で昨年と同じという。

 同世代はメールなどでの連絡が多いが「目上の人には手書きの年賀状が喜ばれる」様です。

受け付けは12月15日から。日本郵便は同12月25日 までに投函とうかんするよう呼びかけている。

★私の年賀状作成・送付方法 無料編
①ウェブの無料年賀状素材サイトから年賀はがきにプリントアウトして出す。(郵便局の無料テンプレートもあり)
1:出来上がった無料の年賀状テンプレートの中から、気にいったデザインをダウンロードし、プリンターで裏面印刷する。
余白にハンコを押したり、シールを貼れば、完全オリジナルになります。
2:無料のはがき印刷ソフトで、住所と宛名を打ち込み、表面をプリンターで印刷。

②郵便局備え付け無料の版画・スタンプを利用する。(挨拶分、干支図柄等地域によって5-10種類用意してある。椅子と机も用意してあります。 )

③手製の芋判・版画作成する。(個人的ライブラリー。ごく親しい人)

④メール・ラインで送る。

その他
スマホのアプリ

 

★有料サイト
●年賀状印刷のおたより本舗
●ウェブポ
●年賀状.com

2017年(平成29年)の干支は 酉年(とりどし)です。

2016年11月1日は秋土用の『間日・まび』です。土用の間日って何んのこと? 11月3日は土用の丑の日?

2016年秋土用の入りが10月20日であり、秋土用の明けが11月6日です。

土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけない、丑の日に大根の種をまいてはいけない、葬送は延期しなければならないなどの禁忌が設けられていました。

今でも、家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます。

しかしそれでは一般的に仕事に支障が出るために、間日が設けられる。この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるという。鬼の居ぬ間に洗濯という訳で『間日』という日を設け土いじりOKとしたという訳なのです。いわば生活の知恵なのである。

土用の間日とは「土いじりをしてもよい日」と理解しておきましょう。

・鬼の居ぬ間に洗濯
【類語】鬼の留守に豆拾い/鬼の留守に豆を炒る
【英語】When the cat's away the mice will play.(猫がいない時、ねずみが遊ぶ)


★土用(どよう)
土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。

俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。
各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である

●歴史
土用を作った陰陽五行説
古来中国から伝わった陰陽五行説では、すべての事象を木・火・土・金・水の5つに分類して世界を考えます。五行説では春は「木気」夏は「火気」秋は「金気」冬は「水気」と割り当てていました。しかし、これでは五行説の重要な構成要素の「土気」がどこにも分類されないことになります。そこで、季節の変わり目である立春立夏立秋立冬の前18日間を「土気」に分類し「土用」と呼ぶようになったようです

五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。

五行とは、木行・火行・土行・金行・水行わいい、以下のような季節の象徴となっています。
木行:春
火行:夏
土行:季節の変わり目
金行:秋
水行:冬


●土用にまつわる様々な禁忌
土用には様々な禁忌〔きんき〕があります。例えば土用中に土を犯すことは忌むべきこととされていたため、土いじりをしてはいけない、丑の日に大根の種をまいてはいけない、葬送は延期しなければならないなどの禁忌が設けられていました。

これら土用にまつわる禁忌が生み出された背景には「土用中は季節の変わり目であるために、農作業などの大仕事をすると体調が崩れやすい」などの、先人の戒めが込められているといいます。

土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。

五行の性質において、木気は植物のような発育伸長する勢いある傾向、火気は勢いが頂点に達し燃え盛る性質、金気は熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、水気は凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった状態であり、これらは四季、太陽、植物などの周期変化の観察から象徴化された。土気は土壌におくと種が発芽することの観察から、大きな変化を促し保護する働きと場所の象徴である。

四季にはそれぞれ象徴である木火金水が順当に割り当てられたが、そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接しギャップが生じる事になる。現実のスムーズな移行にはバッファ的に働き現在から次の季節の気へと変容させる期間があり、ここで土気が活発に働いているとみたのが土用(土の働き)である。この期間は、1年を五行の5等分し、さらに土を四季に配分するため4等分した長さとなる。

 

土用(どよう)とは土旺用事(どおうようじ)の略。 
土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあります。
陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春立夏立秋立冬の前の18日間を土用といいます。
次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。
一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれています。この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。
2016年は
冬土用:1月18日~2月3日 (太陽黄径297度)
春土用:4月16日~5月4日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度)

最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。
※上記の太陽黄径は入りの日のものです。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。約18日間と解釈してください。

 

土用の丑の日
夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期にあたるため、江戸時代にはこの期間の丑の日を「土用の丑の日」と重視し、柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり(丑湯)、お灸をすえたり(土用灸)すると夏バテや病気回復などに効き目があるとされていました。
年によっては、土用の期間に丑の日が2回訪れることもあります。この2回目の丑の日を「二の丑」といいます。

2016年の土用の丑の日は:10月22日(土)、11月3日(木)です。


●うなぎ
7月の土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテをしないといわれています。
実はこの風習、江戸時代の万能学者であり、発明家でもある平賀源内が仕掛けたものだったんです。
知り合いのうなぎ屋さんが夏はうなぎが売れないと困っていたのを見て、店の前に「土用丑の日、うなぎの日」という貼り紙をしたのです。
これが大当たりして、土用の丑の日にうなぎを食べる風習となりました。元々この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがありましたので「う」のつく食べ物=「うなぎ」として定着したのでしょう。
栄養たっぷりのうなぎを食べて、夏バテを吹き飛ばしましょ。

●土用の虫干し・土用干し
夏土用の時期に、カビや虫の害から守るため、衣類や書物に風を通して陰干することを土用の虫干しといいます。
また、この期間は田んぼに水を入れず、土をひび割れ状態にします。これは雑菌の繁殖を抑える効果があり、根がしっかりと張るんだそうです。
梅干しの天日干しもこの時期です。


●土用にしてはいけないこと
・土を犯してはいけない(土を掘り起こしてはいけない)。
土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。今でも、家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます。


●土用の間日(まび)
土用の間日(どようのまび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日。土用中は忌む、土を動かす作業をしても問題ないとされた。

※まび【間日】とは
① ひまのある日。仕事と仕事の間の日。あいのひ。あいび。
② 暦こよみで、壬子みずのえねの日から癸亥みずのといの日に至る12日のうち、丑うし・辰たつ・午うま・戌いぬの4日間。
③ 瘧おこりの発作の起こらない日。 「 -には影もさしませぬ/歌舞伎・幼稚子敵討」

成立
土用は、土公神という土の神が支配する期間とされたため、動土、穴掘りなどが忌み嫌われていた。しかし、一般の仕事に支障が出るために、間日が設けられる。この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるという。

それぞれの土用の間日
季節ごとの土用について、十二支の日で決まっている。
春:巳・午・酉
夏:卯・辰・申
秋:未・酉・亥
冬:卯・巳・寅

土用の期間中土を掘り起こしてはいけないとなると、いろいろと支障が出てきそうですね。でもご安心あれ。土公神が天上に行き、地上にいなくなる「間日(まび)」が設けられているので、この日は作業をしてもいいとされています。
冬土用の間日:寅・卯・巳の日
 ※2016年は1月21日・22日・24日・2月2日・3日
春土用の間日:巳・午・酉の日
 ※2016年は4月17日・18日・21日・29日・30日、
  5月3日
夏土用の間日:卯・辰・申の日
 ※2016年は7月20日・21日・25日、8月1日・2日・6日
秋土用の間日:未・酉・亥の日
 ※2016年は10月20日・28日・30日、11月1日

 

●土用の期間中の過ごし方
・土を掘り起こす作業をしない。
夏土用
・暑中見舞いを出す。
・衣類や書物の虫干しをする。
・梅干しの天日干しをする。
・薬草などを入れたお風呂に入る。
・うなぎや梅干しなど「う」のついたものを食べる。


■うなぎ、梅干し、瓜、うどんなど「う」のついた食べ物
土用の丑の日のうなぎは有名ですが、昔からこの日に「う」のつくものを食べると病気にならないといわれてきました。
例えば「梅干し」「瓜」「うどん」など。いずれも、食が細くなる夏に食べやすいものですね。このような言い伝えは先人たちのありがたいアドバイスともいえるわけです。
他にも「土用~」という食べ物があります。
土用餅 土用しじみ 土用卵

10月31日のハロウィンと日本の季節祭事について

ハロウィンと日本の季節祭事

毎年10月31日はハロウィンの日です。

★ハロウィン、あるいは、ハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en)とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。

カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。
しかしキリスト教の祭ではない様です。

ハロウィンは日本でも年々盛り上がり、仮装姿は秋の風物詩となってきました。

子供たちにとっては楽しい催事の一つでしょうから大いに楽しんでもらいたいですね。

処でハロウィンは外国だけの季節催事かと思いきや、日本にもあったのです。

ローソクもらいや節分お化けそしてコスプレ等がありました。

それらを少し紹介いたします。


★ローソクもらい - 北海道にて七夕に行われる当行事と類似した行事。
ローソクもらいは、7月7日もしくは月遅れの8月7日の七夕に北海道で行われる行事である。「ローソク出せ」とも呼ぶ。

 

●概略
「ローソクもらい」は、子供たちが浴衣を着て提灯を持ち、夕暮れ時から夜にかけて近所の家々を回って歌を歌い、ローソクやお菓子を貰いあるくハロウィンに似た習わしである。
富良野市室蘭市函館市(とその周辺の市町)では7月7日、その他の多くの地域では8月7日におこなわれ、七夕から盆にかけておこなわれる地域もある。現在も北海道各地でおこなわれているこの「ローソクもらい」は、古くから拓かれた函館や江差などの道南地方や、札幌市など家々の密集する地域でとくに顕著にみられる。

函館の古い習俗を記した安政2年(1855年)の『函館風俗書』(蛯子七左衛門著)には、七夕の習わしとして、子供たちがめいめいにガク灯籠を差し出して、柳に五色の短冊をつけて、笛や太鼓を鳴らし囃し立てて歩くようすが描かれている。ここではローソクを貰い集めることは記されていないが、灯籠を見せて歩く習わしは、「ねぶたッコ見てくれ」と練り歩く青森県のねぶたの習わしに似ている。

ローソクもらいの日には、学童前から小学校低学年の子供たちが缶灯籠や提灯を手に三々五々集まり、7人前後の集団となって、囃し歌を歌って近隣各戸を訪ねあるく。

近年では地域社会における人間関係の希薄さや治安の悪化、火災の心配などから行事を行わなくなった地域、もしくは提灯を使わず、マグライトやLEDライトを使用する等、防犯の面から行動域を自宅付近に限定するといった様な時代に合わせて変化している様子がうかがえる。場所によっては日が沈む前の明るい時間帯に行う地域も増えてきている。

現代の子供たちは当然お菓子を貰うことを期待しているが、引越してきたばかりの人など、この行事を知らない人は囃し歌の通りにローソクをあげてしまうので子供ががっかりしてしまうことがある。また、菓子を準備していない家は菓子代としてお小遣いをあげることもある。

●札幌近郊 道東遠軽町周辺 室蘭市登別市 旭川市(一部地域のみ) 歌志内市 釧路市 余市町

「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー」

等があり、地方によって少しづつ違ってくる。

 

★節分お化け - 京都と大阪で立春の節分に行われる仮装。理由がハロウィンと同じである。
節分お化け(せつぶんおばけ)、あるいは単にお化け、オバケとは、節分の夜に(立春前夜)の厄祓い(厄除け)として行われる日本の儀式。普段と違う服装で、社寺参拝を行う異装儀式である。

●概要
節分の夜に、老婆が少女の髪型である桃割にしたり、逆に少女が成人女性の髪型である島田に髪を結ったりする。このため「オバケ」とは「お化髪」が語源であるという説もある。また異性装も行われる。そしてこのような異装のまま、寺社へ詣でて新年の平穏を祈ることも行われる。

このような異装を行うのは、違う年齢や違う性など「普段と違う姿」をすることによって、節分の夜に跋扈するとされる鬼をやり過ごすためである。

立春前夜は、暗い季節(秋・冬)と明るい季節(春・夏)の変わり目である。 また旧暦では年の変わり目である1月の始まりもおおよそこの頃であり、方位神が居場所を変えるなど、古い年から新しい年へと世界の秩序が大きく改組される不安定な時季と信じられた。

この様な時季には現世と異世界を隔てる秩序も流動化し、年神のような福をもたらす存在が異世界からやってくる反面、鬼などの危害をもたらす存在もやってくるとされた。そこで豆まきなどの追儺儀式が行われるが、お化けもまたそうした儀式のひとつである。

歴史
民間信仰に属する儀式のため、節分お化けがいつごろどのように始まったかについて詳しくはわかっていないが、京都を中心として江戸時代末期から盛んに行われていたとされている。しかし、昭和初期に町衆の行事としては廃れた。

町おこし
2000年代頃より、各地の町おこしの一環としてお化けを行う例も見られる。この場合、厄除けの儀式といった信仰面より仮装行列として楽しむイベントとしての面が強調されている。
●吉原
吉原では、「よしわら節分お化け」が行われる。

●京都
京の花街で節分に行われる季節の演し物や観光資源として、再び行われるようになったあまり知られていないイベント。

この節分お化けでは、芸妓などが時代劇やスポーツ選手、海外の民俗舞踊など、通常の衣装とは違う様々な扮装をして座敷に出る。また客の方も様々な扮装をする場合もあり、時には客の男性が芸妓や舞妓の扮装をして他の客の座敷に出ることもある。

通常このような場所では客が他の客の座敷を覗くことはタブーであるが、お化けの時には年に一度の例外として上がり込む事すら許されるのである。また、この花街におけるお化けでは、厄年の者が異装して厄払いとすることも行われる。

1月の正月と4月頃の花街のをどりとの間の云わば閑散期の集客イベントとして開催されるようになった。

★コスプレ
コスプレとはアニメやゲームなどの登場人物やキャラクターに扮する行為を指す。それらのジャンルの愛好者や同人サークルが集まるコミックマーケット同人誌即売会を始めとする各種イベント、また、ビジュアル系バンドのライブ会場等で見かけられる。コスプレを行う人をコスプレイヤー (cosplayer) と呼ぶ。

コスプレはコスチューム・プレイを語源とする和製英語だが、世界中で通用する単語であり、英語表記のcosplayは、イギリスの辞書に載っている英単語である。

近年は意味が拡大し、特定の職業で採用されている制服や特定の着衣を好む者が、その衣装を真似て作った服もしくは本物を着て、自らの意志でそのキャラクターになりきることもコスプレと呼ぶことがある。しかし、狭義のコスプレに限るべしとの意見もある。