花鳥風月・季節とともに暮らす喜怒哀楽365日

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11月7日は二十四節気の立冬で冬のはじまり。立冬食の極意とは?

2016年11月7日は立冬です。

立冬(りっとう)は、二十四節気の第19。十月節(旧暦9月後半から10月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が225度のときで11月7日ごろ。恒気法では冬至から7/8年(約319.59日)後で11月6日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小雪前日までである。
2016年の立冬は11月7日、小雪は11月22日ですから11月7日及び11月7日~21日までの期間となります。


立冬とは冬のはじまりの日です。
秋分冬至のちょうど中間であり、太陰太陽暦(旧暦)では立冬をもって冬の季節が始まるとした。

「立」には、新しい季節になるという意味があり、「立春」「立夏」「立秋」と同様に、季節の節目です。


毎年11月7日頃もしくは立冬から小雪の前日までの期間をいいます。

この頃になると、木枯らしが吹いたり初霜のたよりが聞こえてきたりするように朝晩の気温が低くなり、冬の気配が見え隠れする時期です。


立冬とは初めて冬の気配が現われてくる日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。実際はまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだ。

秋分冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までが冬となる。
10月を孟冬,11月を仲冬,12月を季冬といい,10~12月を冬としていたが,立冬からを冬と扱う場合もある。
季語には、「冬立つ」「冬入る」などを用います。
《 風ひびき-の不二痩て立つ /水原秋桜子

立冬の衣食住
衣類に関しては薄手のあいものから防寒着を早めに用意したいものです。

また地域によっては早めの暖房設備や雪かき道具の用意なども必要です。


立冬
立冬にこれを食べるといいという「行事・催事食」はありません。

でもね♪~中国のことわざには「立冬補冬、補嘴空」(立冬時、栄養を補給)というのがある。
立冬補冬、補嘴空」を簡単に言えば、「この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で食べる」
これが、寒い冬を乗り切る最良の方法であるといっています。

また薬食同源&医食同源(いしょく‐どうげん)という四文字熟語があり、病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないものという考え方があります。

医食同源は古くから中国にある、薬食同源思想から着想を得、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないというの考えをもとにした造語といわれる】。

 

「この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で食べる」のが立冬食の極意です。

 

一般的に体を温める効果のある食べ物としては しょうが、とうがらし、かぶ、かぼちゃ、ねぎ、山椒、えび、牛肉、にんにく、こしょう、キャベツ、たまねぎ、くるみ、ごぼう等があります。

 

さらに熱温性食品(温性食品)としては 
一般に成長がゆっくりで水分が少なく小さくて硬い食品と言われ、緑黄色野菜や血行を良くするビタミンEや、糖質の分解を助けるビタミンB1等が含まれる食品。

例えばカボチャ、栗、クルミ、ニンニク、ニラ、葱、玉ネギ、ラッキョウ、山椒、胡椒、唐辛子、芥子、生姜、シソ、パセリ、人参、春菊、蕗、山菜、ウナギ、ナマコ、マグロ、鯛、蜂蜜、カキ、牛肉、羊肉、鶏肉、餅、味噌、酒、ビール等があります。  

寒い時期は、体を温める食材だけを取るとだけではなくバランスの良い食事を心がけ風邪などを引かない健康な体を維持することが大切ですね。

また普段のサラダ(体を冷やす生野菜)を温野菜に変えて頂き体を温めるということもできますね。

寒いときに体を温める料理としてはなべ物は欠かせませんので鍋釜の準備も致しましょう。

「冬が来る前にもう一度あの人と巡り合いたい♪~」(紙風船)という気持ちはわかりますが

 

DREAM PRICE 1000 紙ふうせん 冬が来る前に

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まず冬の準備をいたしましょう。

北の街ではもう悲しみを暖炉で♪~燃やしているようです。(襟裳岬)

 

襟裳岬

襟裳岬

 

 

 

●七十二候
立冬の期間の七十二候は以下のとおり。
・初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める(日本)
水始氷(みず はじめて こおる) : 水が凍り始める(中国)
・次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める(日本・中国)
・末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く(日本)
野鶏入水為蜃(やけい みずにいり おおはまぐりと なる) : 雉が海に入って大蛤になる(中国)

前後の節気
霜降立冬小雪

・記念日
1985年に全国米菓工業組合が立冬を「あられ・おせんべいの日」として制定している。