花鳥風月・季節とともに暮らす喜怒哀楽365日

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ウェザーニューズが2017年の「梅雨の天気傾向」を発表 「今年の梅雨入りは全国的に平年並」

雨や曇りの日が多くなりました。うれしくはないけど、何となく気になるのが梅雨入り
の日と梅雨明けの日です。
 ウェザーニューズが2017年の「梅雨の天気傾向」を発表した。今年の梅雨入りは全国的に平年並となり、梅雨明けは西日本で平年より遅いと予想している。関東甲信は6月下旬に梅雨入りとの予想。
2017年の梅雨入り・梅雨明け
今年の梅雨入りは、九州から東北は平年並となる予想。梅雨明けは、西日本で平年より遅れる可能性がある。特に九州北部と四国は、今年の梅雨期間は平年より長くなる見込みで、ほかのエリアは平年並の予想。
 
西・東日本は6月上旬に梅雨入りし、7月中旬から下旬にかけて徐々に梅雨明けとなる予想。東北は、6月中旬から7月下旬が梅雨期間となる見込み。
沖縄・奄美は、平年より遅く5月中旬に梅雨入りした。沖縄の梅雨明けは平年並の6月下旬の予想だが、奄美の梅雨明けは高気圧の張り出し具合や暖かく湿った空気の影響を受けて、平年より遅れて7月上旬となる予想。
 
日本気象協会の予想
今年2017年の梅雨の見通しはどうなんでしょうか?
 
平年では5月31日頃に九州南部で、その後6月に入ると続々と梅雨入りとなります。
今年も6月に入ると、西日本(九州~近畿)では次第に梅雨入りとなりそうです。ただ、東海や関東甲信地方では6月上旬はまだ晴れる日が多く、平年よりやや梅雨入りが遅れる可能性があります。6月中旬以降は広く長雨の季節に突入し、ぐずついた天気になるでしょう。南から暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動は活発になる予想で、沖縄や奄美、西日本の太平洋側を中心に降水量が平年並みか平年より多くなる見込みです。大雨となる可能性もあり、注意が必要です。

気象庁発表の2017年の梅雨入りと梅雨明け・速報値は下記のホームページをご覧ください。


■2017年の梅雨入り梅雨明け予想「いつからいつまで」
沖縄【5月12日頃】~【6月16日頃】
九州【5月29日~5月31日頃】~【7月15~19日頃】
四国【6月5日頃】~【7月15日頃】
中国【6月1日頃】~【7月17日頃】
近畿【6月2日頃】~【7月17日頃】
東海【6月3日頃】~【7月20日頃】
関東【6月6日頃】~【7月18日頃】
北陸【6月12日頃】~【7月25日頃】
東北【6月13日頃】~【7月28~30日頃】
こちらは平年の梅雨入り・梅雨明けデータです。
■平年の梅雨入り梅雨明け「いつからいつまで」
沖縄【5月9日頃】~【6月23日頃】
九州【5月31日~6月5日頃】~【7月14~19日頃】
四国【6月5日頃】~【7月18日頃】
中国【6月7日頃】~【7月21日頃】
近畿【6月7日頃】~【7月21日頃】
東海【6月8日頃】~【7月21日頃】
関東【6月8日頃】~【7月21日頃】
北陸【6月12日頃】~【7月24日頃】
東北【6月12~14日頃】~【7月25~28日頃】
●梅雨入り 2017年の梅雨入り結果
地域名  平年➝ 昨2016 ➝2017結果
沖縄   5/9頃 5/16頃  5/13頃
奄美   5/11頃 5/16頃  5/13頃
九州南部 5/31頃 5/24頃
九州北部 6/5頃 6/4頃
四国   6/5頃 6/4頃
中国   6/7頃 6/4頃
近畿   6/7頃 6/4頃
東海   6/8頃 6/4頃
関東甲信 6/8頃 6/5頃
北陸   6/12頃 6/13頃
東北南部 6/12頃 6/13頃
東北北部 6/14頃 6/13頃
★梅雨入りとは
「梅雨入り」は気象用語で、実際に梅雨の期間に入ることを表しています。
気象庁が「梅雨入り」と判断する基準は、その当日が曇りや雨の天気で、その1日前、2日前も曇りや雨の天気、翌日も曇りや雨の予想の場合に「梅雨入り」と判断します。「梅雨入りしたとみられる」。と表現したりする。
テレビの情報番組などで、「梅雨入りしました」と過去形で発表されるのは、この基準のためです。
※「梅雨入り」と「入梅」の違い
「梅雨入り」は気象用語で、実際に梅雨の期間に入ることを表しています。
 「入梅」も梅雨入りを意味することばですが、歳時記を記したカレンダーには毎年6月11日頃に「入梅」と記してあります。つまり、暦の上で「入梅」の日があるのです。この暦の上での「入梅」は雑節(季節の移り変わりを把握するためのもので、「節分」「彼岸」「八十八夜」などもそうです)のひとつで、あらかじめ日付が決まっています。
現在は太陽の黄経が80度に達した日が「入梅」ですが、以前は立春から数えて135日目、さらに昔の暦では芒種のあとの最初の壬(みずのえ)の日とされていました。こうした日付は実際の梅雨入りとは異なりますが、農作業の目安として重要視されていました。ちなみに、「梅雨明け」を表すことばに、「出梅」(しゅつばい)があります。
★梅雨(つゆ・ばいう)とは
梅雨は日本の春から夏に移る時期に本州,四国,九州,沖縄地方でみられる雨の季節。つゆともいう。統計では,梅雨入りは沖縄地方が 5月8日で,しだいに北上し,東北北部が 6月12日頃である。これは暦の雑節の一つである入梅(太陽が黄経 80°を通過する日)とも符合する。
 
梅雨明けは,沖縄地方が 6月23日頃で,最も遅い東北北部が 7月27日頃である。梅雨は秋霖とともに日本の二大雨季であり,秋霖が秋雨前線に起因するのに対し,梅雨は梅雨前線による長雨で,湿潤高温な気候はカビ害,食中毒などを招きやすく,古来一般に嫌われてきた。しかし,この雨季があるために稲作農耕文化が起こったという点でも重要な気象現象であるといえる。
 
梅雨はインド方面の夏の季節風(モンスーン)と連動した気象現象で,同様の長雨は,朝鮮半島南部,中国の華南や華中の沿海部および台湾など東アジアの広範囲でもみられる。
 
梅雨は春から夏への季節の変わり目に東アジアから東南アジアにかけてみられる長雨や曇天。太陽が黄経80度を通る日が暦の上の入梅で、6月11日頃。気象上の梅雨入りは、南西諸島で5月中旬、南九州で6月初め、西日本から東北地方にかけては6月上旬から中旬頃。本州南岸では、オホーツク海高気圧からの冷湿な北東風(やませ)と太平洋高気圧からの暖湿な南寄りの風が衝突して、梅雨前線が停滞する。やませが吹き続けると、低温・日照不足・梅雨寒(つゆざむ)をもたらす。
 
7月中旬から下旬にかけて太平洋高気圧の勢力が強まると梅雨前線が北上または消滅して梅雨明けとなる。梅雨明け後に再び前線ができる場合が戻り梅雨。梅雨のない北海道では、年によっては、えぞ梅雨という梅雨に似た現象が現れる。菜の花が咲く3月中旬から4月にかけての長雨が菜種梅雨(なたねづゆ)で、春霖(しゅんりん)とも呼ぶ。この頃の雨が春雨(はるさめ)、梅雨入り前の長雨が走り梅雨。8月後半から10月にかけて現れやすい長雨は秋雨(あきさめ)で、秋霖(しゅうりん)とも呼ぶ。