花鳥風月・季節とともに暮らす喜怒哀楽365日

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6月18日は海外移住の日 日本人の多い国 はどこ?

6月18日は海外移住の日です。

●『海外移住の日』 :
1908(明治41)年、本格的な海外移住の第一陣として、ブラジルへの第1回移民として158家族781人が「笠戸丸」でブラジルの「サントス」港に到着したのがこの日です。
それを記念日として、1966(昭和41)年に「総理府(現、内閣府)」と「国際協力事業団(JICA)」が制定。

 


2014年10月1日現在の「永住者」は44万人で、1989年の25万人から25年間で19万人(76%)増加しました。「永住者」は、たとえば米国のグリーンカード(永住許可証)を取得した日本国籍者などが想定されます。

常永住許可は簡単には得られないので増加は緩やかですが、それでも2005年ころから僅かながら上向いてきているように見えます。「永住者」が死亡や帰国などで減る数はあまり多くないと想定されるので、全体の増加は新たに外国の永住許可を得る日本人が僅かながら増加している結果ではないかと推定されます。しかし、「永住者」の変化が日本国内に与える影響は基本的にきわめて小さいものです。

 

他方、2014年10月1日現在の「長期滞在者」は85万人で、1989年の34万人から25年間で51万人(150%)も増加しました。「長期滞在者」は、2002年から2006年までかなり大きく増加した後、ほぼリーマンショックに重なる2007年から2010年の間は横ばい気味に推移し、2011年からまた増加基調に転じています。

「長期滞在者」の多くはある期間を過ぎると日本に帰国するので、帰国者を上回る新たな長期滞在者の増加があったということです。「長期滞在者」が入れ替わり続けることで、日本人のうちの海外滞在経験者が累増していくことになります。たとえば、単純計算では、平均2年で入れ替わるとすれば、日本国内には20年で850万人の海外滞在経験者が生まれる理屈になります。


■海外在留邦人
単位:人 出典:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成29年版)」(2.7.1 国(地域)別在留邦人数上位50位推移 1~25位(平成28年10月1日現在))
日本人の多い国
順位 国名 人数
1 アメリカ合衆国(米国) 42万1665
2 中華人民共和国(中国) 12万8111
3 オーストラリア 9万2637
4 タイ 7万337
5 カナダ 7万174
6 英国 6万4968
7 ブラジル 5万3400
8 ドイツ 4万4027
9 フランス 4万1641
10 大韓民国(韓国) 3万8045

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