花鳥風月・季節とともに暮らす喜怒哀楽365日

多情多感なメタボ招き猫が季節や日々の出来事、話題やニュースなどの情報や雑感をお伝えしています。

スポンサーリンク

11月14日は満月が68年ぶりの大きさになるスーパームーンの日 「月がとってもきれいですね」と呟いたらチャ~ンス!

11月14日には満月(22時52分)が68年ぶりの大きさになるスーパームーンを見よう。

スーパームーン。直訳すると、極上の月、特大の月という意味になります。通常よりも大きく光り輝く月が見られる日が11月14日22時52分なのです。

 

1年の満月の中でもっとも大きく見える満月「スーパームーン」が、11月14日に訪れます。


月が最大となる時刻は午後10時52分。国立天文台では、2016年最大の満月とともに、表面のようすがわかりやすい上り始めの月も観察して、月の模様を楽しんでほしいと紹介している。

 

2014年、2015年よりもさらに近いのです!

 

国立天文台によると、「11月14日は月が20時21分に近地点(地心距離 約35万6千キロメートル)を通過し、南中時刻の少し前の22時52分に満月」になるとのこと。

満月の瞬間の月の視直径は約33分30秒角で(角度の60分は1度に等しい)、今年最小だった4月22日の満月の29分24秒角よりも1割以上大きくなる。NASAによると、近地点の満月は、遠地点の満月よりも最大で14%大きく見え、30%明るくなるという。

 

11月14日のスーパームーンは、今世紀に入ってから観測されるスーパームーンの中で最も地球に接近するものであり、1948年1月26日以来68年ぶりの近さになる。その距離は約35万7000キロで、次に同じスーパームーンが見られるのは18年後の2034年11月24日になる。

 

 国立天文台のWebサイトでは、2016年最小だった4月22日の満月と11月14日の満月のイメージ図を掲載し、月の見え方の違いをわかりやすく比較している。

また、日の入り前後に東の空から上ってきたばかり満月はそれほどまぶしくないので、表面のようすをよく観察できるという。東京都の場合、14日の月の出時刻は午後4時40分。満月とともに月の模様も楽しみたい。

 

2016年のスーパームーンは、11月14日の月曜日。
この日の月と地球との最短距離は 356511 km!2014年、2015年よりもさらに近いのです!
満月になるタイミングと最接近するタイミングは2時間差ですが、見事な月が見れる可能性があります!

 

月がとっても青いから遠回りして帰ろ♪~ 

月がとっても青いから/連絡船の唄

月がとっても青いから/連絡船の唄

 

※ここで男性諸君に必殺予備知識
もし彼女が「月がとってもきれいですね」。とつぶやいたら告白のチャンスです。


なぜなら「あなたが好きです」。"I love you."と言っているのです。

「このまま帰りたくない」とあなたの背中を押しているのです。
 

イケイケ~ GO&GO!

(この後の展開に管理人は責任を負うものではありません)
 
☆彡スーパームーンで満たされる3つのご利益
1.お財布フリフリ金運アップ
お財布の中身を空っぽにして、満月に向かって「今月もありがとうございました」と言い、財布を3回回す。
財布に月光を飾すことで満月パワーが満ち溢れ、金運力がアップするといわれています。
 
2.「月光浴」をしましょう。
月には不思議な力があると言われています。月光を浴びることで心身に溜まった不要な気を落として浄化されると言われていますので、月が地球に接近するスーパームーンなら通常よりもそのパワーが大きいかも知れません。
 
3.願いごとをしてみましょう。
月は満月に近いほどその力を強めると言われています。スーパームーンは満月(もしくは新月)の時を指しますから、願いごとが叶えられる確率も上がるかも知れませんよね。ちなみに、スーパームーンに向かってお財布を振るとお金が貯まる、と言われているそうです。

     "月(ウルトラスーパームーン)に願いを"
 
また、2018年のスーパームーンは何と1月1日なのだそうです。
元旦に太陽の光を見て願掛けを行い、さらに夜にも月に願いごとができるとは、ご利益がありそうですよね。


★11月14日の天気は如何に?
気象庁の予報では、14日夜の天気は沖縄など一部を除き広い範囲で曇りや雨。地上から見られない場所もありそうだ。ウェザーニューズ社(千葉市)では、天候の良い場所から生中継を動画サイト「ユーチューブ」などで実施する予定という。

もし天気が悪く見れなかったら親切な方がYoutube にアップしてくれることを期待しましょう。
 
スーパームーンとは
簡単にいうと月が地球に近くなって、月が大きく綺麗に見える事をスーパームーンという。
スーパームーンとは、月が地球に最も接近した時に満月、もしくは新月の状態にあることを言います。

 

普段の満月より、15%前後大きく見え、約30%も明るい。

2016年11/14日はスーパームーン中のスーパームーンで、名づけるとしたら「ウルトラスーパームーン」といえます。


月は地球に近づいたり遠ざかったりしながら公転しています。月が一番地球に近づくときは約36万km、一番遠ざかるときは約41万kmです。

 

ちなみに、2011年3月20日のスーパームーンは、エクストリームスーパームーンと呼ばれており、通常のスーパームーン時に月と地球の距離が約35万kmなのに対し、エクストリームスーパームーンになると30万kmと5万kmも地球に近付くためスーパームーンよりもさらに月が大きく見えます。エクストリームスーパームーンは18~19年周期に起こると言われています。

 

 「スーパームーン」は正式な天文学用語ではありません。
占星学者のリチャード・ノール氏が1979年、雑誌への寄稿記事で「軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態」と定義したという。


スーパームーンとは、月が地球に最も接近した時に満月、もしくは新月の状態にあることを言います。

 

 さらに、近地点に到達する前後1時間以内に満月または新月になり、通常のスーパームーンよりもさらに大きく見える現象は「エクストラ・スーパームーン」と呼ばれる。こうした満月はおよそ18年に1度の割合で観測されるという。ただし11月14日の場合は、近地点から満月までに約2時間半かかるため、これには該当しない。

 

●月の引力が巨大地震の原因になり得る?
 先述の占星学者ノール氏は自身のサイトで、巨大地震の前後にスーパームーン現象が起きている例を多数挙げて、スーパームーンが大地震を引き起こすと主張してきた(一例を挙げると、2011年3月11日の東日本大地震の8日後、3月19日にスーパームーンが起きている)。こうした主張に対し、スーパームーンと大地震を関連づける科学的な証拠は存在しないというのが、従来の科学者らの共通認識だった。


 ところが今年9月、東京大学地震科学研究グループの井出哲教授らが、「巨大地震は、潮の満ち引きの原因となる月の引力が強くはたらく時に発生しやすくなる」という研究結果を英科学誌『ネイチャー』のオンライン版に発表した。


同チームは、マグニチュード5.5前後の地震1万件以上と、潮の満ち引きを起こす力のデータを分析。すると、高潮の力がはたらいているときにM5.5クラスの地震が始まると、M8かそれ以上の巨大地震に発展するケースが多いことがわかったという。


 調べてみると、68年前に地球と月が最接近した1948年1月26日の近くでも、わずか1日違いの1月25日に、フィリピン・パナイ島近くを震源とするM8.2の地震が発生している。もちろん、11月14日前後にこうした大地震のリスクが高まるかどうかはわからないが、少なくとも、防災グッズや非常用食料・飲料水といった常備品を改めてチェックするいい機会にはなりそうだ。
 
☆彡オマケの付録
SKY CIRCUS サンシャイン60展望台(東京・池袋)では、富士山の山頂に太陽が重なる、1年間で数日しか見ることができない希少な光景「ダイヤモンド富士」を2016年11月13日(日)〜11月19日(土)の期間に、月が地球に最も近づき大きく輝く極上の月「スーパームーン」を2016年11月14日(月)に見ることができます。

 

 富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間、太陽が山頂とぴったりと重なった時にまるでダイヤモンドが輝くような光の現象が起こることを「ダイヤモンド富士」と呼んでいます。この現象は、山が東か西の方向に見える場所で気象状況が良い場合に、年に2回だけ見ることができるとても希少な光景です。

 

周りに視界を遮る建物が無いSKY CIRCUS サンシャイン60展望台からは、気象状況さえ整えば、夕日が沈むその瞬間にダイヤモンド富士をはっきりとご覧いただくことが可能です。

 

 さらに、月が大きく見える「スーパームーン」もご覧いただけます。 「スーパームーン」とは、月が地球に最も接近する満月、もしくは新月の状態で、通常の月よりも大きく、明るく見える状態を指します。

 

今年のスーパームーンは、満月である上に、月と地球の 距離が数十年ぶりに近くなり、通常の月よりも約14%大きく、約30%明るく見えると言われています。また2017年はスーパームーンが見ることができない「シャイムーンイヤー」と呼ばれ、次に見ることができるのは2018年1月1日になるため、今年のスーパームーンは必見となっています。

是非、この期間に通常見ることが難しい光景をSKY CIRCUS サンシャイン60展望台にてお楽しみください!

 

ダイヤモンド富士スーパームーン 観覧概要 ◆
観覧可能期間:ダイヤモンド富士:2016年11月13日(日)〜11月19日(土)日没時(16時34分頃)
    ※最も山頂に太陽が沈む日:11月16日(水)予定
    スーパームーン:2016年11月14日(月)※18時〜19時半頃  

    ※上記2件について天候状況によりご覧いただけない場合がございます。


場所:SKY CIRCUSサンシャイン60展望台/東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60ビル・60F
営業時間:10時〜22時(最終入場は終了の1時間前)
入場料金:大人:1,800円/学生(高校・大学・専門学校):1,500円/こども(小・中学生):900円
幼児(4才以上):500円/シニア(65才以上):1,500円
※上記は基本料金となっております。期間・条件によりキャンペーン料金でのご利用も可能です。
※VR料金(TOKYO弾丸フライト/スウィングコースター)は別途必要となります。
SKY CIRCUS サンシャイン60展望台
■お問い合せ先■
SKY CIRCUS サンシャイン60展望台 TEL.03-3989-3457

2016年11月13日はおうし座流星群が極大・ピークを迎える日  0.2秒で"星に願いを?"

2016年11月13日はおうし座流星群が極大・ピークを迎える日です。

2016年11月13日に再びおうし座流星群(北群)がピークを迎える。先日6日におうし座流星群(南群)がピークで、今月は天体観測が好きな人にとっては、超ラッキーな月ですね!

北群の観測は11月13日(日) 東の空で21時00分以降がよい様です。


 おうし座流星群は、10・11月を中心に、9月から12月くらいまで活動する流星群のこと。
放射点が南と北に分かれているため、それぞれ「おうし座南流星群」「おうし座北流星群」と呼ばれている。

このうち、11月6日に極大となるのは「おうし座南流星群」。「おうし座北流星群」は11月13日夜に極大を迎える。国立天文台によると、火球と呼ばれる明るい流星が多く、偶然目にすることも多い流星群だ。

先日6日にはおうし座南流星群が極大を迎えましたが、今回のおうし座北流星群も同じくエンケ彗星を母彗星としてます。また前回のおうし座南流星群はプレアデス星団(すばる)から少し離れた位置に輻射点がありましたが、今回はより近くに輻射点が移動しています。観察の際はこのプレアデス星団や、おうし座α星のアルデバランを参考にするといいかもしれません。
 
おうし座北流星群の1時間あたりの最大の出現数を指す天頂出現数(ZHR)は5、明るい彗星の割合を示す光度比は2.3、対地速度は29km/sと、おうし座南流星群とほとんど変わりません。ただし13日はほぼ満月に近いため、観測はより難しくなるでしょう。

直近の天気予報では曇りとのことです。期待しましょう。


 流星は一晩中流れるため、日が暮れてからなら時間はいつでも構わない。ただし、国立天文台放射点が高くなる午後9時以降が観察に好条件としている。

 ●見るべき方角はどこになるだろうか。
午後5時20分現在、快晴の関西エリアに位置する兵庫県姫路市の「星の子館」によると、流星群は「いつ・どこに見えるかは予測不可能」。見る方角は「星座の方向」ではなく、寝転がって上を向いたり、見晴らしの良い方向で視界を広く取ることがポイントだと伝えている。
・空全体を広く見渡す

そんな流れ星をとらえるためのポイントは、ズバリ「空全体を広く見渡す」こと。方角にこだわらず、まんべんなく眺めてみよう。寝転んだりすると、より多くの流星が観測できるかもしれない。見ごろは「6日の23時以降~翌7日未明」である。

どちらの南北両群ともピーク
の時間帯で1時間に5個ほどの流星が流れると思われます。ピークは
なだらかですので、ピークの日の前後でもある程度の流星を確認する
ことができます。

どちらの流星群も出現数は少な目ですので、あまり期待はしない方が良いかも。

流れ星はいつどこに出現するか分からず、平均すると0.2秒ほどで消えてしまい
ますので、楽な体勢で、なるべく空の広い範囲をキョロキョロせずに探すことが
大事です。また、秋の夜は思ったよりも冷え込みますので、しっかりと防寒を
して、観測に臨んでください。

 

 ●おうし座流星群のピーク
おうし座流星群は、南群と北群にわかれる流星群である。今回、ピークを迎えるのは南群で、月明かりの心配もなく条件は良好。ちなみに、11月13日には北群が出現ピークとなるそうなので、運が良ければ2週にわたって流星観測が楽しめるかもしれないぞ。

※火球クラスの流星
 おうし座流星群の流れ星の数は少なく、1時間に数個ほどしか出現しないことでも有名だ。だが、心配ご無用! 数こそ少ないものの、大きく明るい流星が観測できる条件が揃っているのだ。
というのも、おうし座流星群の魅力は「火球」と呼ばれる、その明るさにある。通常の流星より明るく、ゆっくり流れるものが多いそうで、時には流れ星の軌跡まで見ることができるという。

 気になる天気はどうなるか。ウェザーニュースが発信する「ウェザーリポート」によると、全国的に晴れている。悪天候では無理をせず、屋外で観察する場合は、防寒対策のうえ出かけたい。

おうし座流星群 いつ・どこに見える?
★出現期間  10月15日~11月30日
★出現ピーク 南群:11月6日(日)
       北群:11月13日(日) 東の空で21時00分以降がよい。

北群は11/13日がほぼ満月の為条件悪い.南群は夜半以降好条件です。

 

でもね♪~ 必殺技があります。

宇宙・天体の専門サイトよりのyoutube映像を期待しましょう。

 

●おうし座南流星群・おうし座北流星群
10月、11月を中心に、9月から12月くらいまで活動する流星群です。放射点が南と北に分かれていて、それぞれ南群、北群と呼ばれています。極大は南群が10月10日頃、北群が11月13日頃とされています。火球と呼ばれる明るい流星が多く流れ、偶然目にすることも多い流星群のようです。

流星は一晩中流れますが、放射点が高くなる午後9時以降が好条件です。母天体は、太陽の回りを約3.3年の周期で公転するエンケ彗星(2P/Encke)と言われます。しかし、現在流星群を形成している塵は、かなり古い時期に放出されているようで、彗星の接近と流星数の増加は無関係のようです。

おうし座流星群の歴史
 この流星群は比較的明るい流星(火球)が観測されることが知られており,過去の記録でも11世紀までさかのぼることができます.19世紀後半におうし座から流れてくる流星のプロットがなされ,おうし座流星群の正確な記録としてはこの頃のようです.その後は,たまに例年より多く見られるときはありますが,ZHR5弱の活動が続いています.

 実は,記録以上に興味深いのは,この流星群そのものの生い立ちです.南群と北群について,この2つの群は宇宙空間上では太陽に一番近い日(近日点)が地球軌道面を挟んで上下に存在し,極大日付近では,一方が地球軌道面を下から,一方が地球軌道面を上から交差するという不思議な構造になっています.生い立ちについては様々な説があり,とても興味深い流星群です.


※願い事
「流星群は平均すると0.2秒ほどで消えてしまいますので、願い事は常に口ずさんでおくことが大切です。」

GOOD LUCK!! 幸運を祈ります。

 

 

11月9日は『十日夜 とうかんや』 稲の収穫祭と月見・観月

11月9日は『十日夜・とうかんや』です。

とおかんや【十日夜】
旧暦10月10日に行われる稲の収穫祭のこと。群馬,埼玉,山梨,長野県にかけて行われている名称。この日に長野県東筑摩では葉付きのダイコンと餅とを箕(み)に載せて,庭上に神を祭るところがある。

埼玉県秩父では9日を亥子(いのこ)の日といい,11日に亥子餅を亥の神に供え,外では,男の子がわらの棒をもって土をたたいて遊ぶ(子供たちがわら鉄砲をつくり,それで地面をたたいて回り,もぐらよけのまじないとした。) が,このときのはやし言葉に〈十日夜の御祝い〉というところがあり,十日夜(とうかんや)は関西以西に分布する亥子の行事と同じで,田の神が田から家へ帰る日であった。

十日夜には東日本で、稲刈りを終わって、田の神が山へ帰っていくのを送る行事をする。西日本の亥(い)の子の祝と同じ趣旨のもので、収穫祭の一種といわれる。とおかや。《季 冬》「―星殖(ふ)え子らに藁鉄砲/林火」

 


みなかみ町藤原の十日夜(とうかんや)

●案山子
かかしを田の神の依代としてまつる民俗例もある。長野県下では旧10月10日の十日夜(とおかんや)の行事に,カカシアゲまたはソメノ年取リといい,かかしに蓑笠を着せて箒・熊手を両手に持たせ,餅や二股大根を供えてこれをまつる。同県諏訪地方ではこの日はかかしの神が天に上がる日といい,同じく南安曇地方ではかかしが田の守りを終えて山の神になる日だとの伝承がある。


●ダイコン(大根)
また大根畑に七夕飾りの竹や桃の枝をさしておくと虫がつかないという所も多い。東日本では,十日夜(とおかんや)を〈大根の年取り〉といい,この日に餅をつく音やわら鉄砲の音で大根は太るといい,大根の太る音を聞くと死ぬといって大根畑へ行くことや大根を食べるのを禁じている所もある。西日本では10月の亥子(いのこ)に同様の伝承があり,この日に大根畑へいくと大根が腐る,太らない,裂け目ができる,疫病神がつくといい,また大根の太る音や割れる音を聞くと死ぬともいわれている。

●田の神
祭日も農耕の段階に応じて春秋に分布し,とくに田植時に盛んにまつられ,秋は稲の刈上げにまつられる。〈さなぶり〉〈さのぼり〉〈さおり〉〈さんばい降(おろ)し〉などは前者の例であり,西日本から太平洋沿岸を千葉,茨城,埼玉の一部にわたって分布する亥子(いのこ)や関東北西部から甲信越地方に分布する十日夜(とおかんや)は後者の代表的なものである。田の神の石像が南九州に限って分布するのが注目される。

●モグラ(土竜)
西日本で亥子(いのこ)といって十月亥の日に餅をついて農神に供え,子どもたちが円形の石に縄をかけて多くの枝縄をつけ,歌をうたいながらこの縄を同時に引いて石をもち上げては落とし,これで地を打ってモグラをおどすのはモグラの跳梁(ちようりよう)を防ぐ呪法の儀礼化である。

東日本では10月10日を十日夜(とおかんや)と呼んでわら束を固く巻いて子どもたちがその一端をもって地面をたたいてまわり,あるいはモグラ打ち,わら鉄砲などといって土を打つ音を高く響かせるのも同様の意味をもっている。


☆月見・観月について

十五夜について
月見は、主に旧暦8月15日から16日の夜(八月十五夜)と、日本では旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)にも行われる。そのため、月見に関する話題で単に「十五夜(じゅうごや)」「十三夜(じゅうさんや)」という場合、これらの夜を意味する。

中国から仲秋の十五夜に月見の祭事が伝わると、平安時代頃から貴族などの間で観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)で歌を詠み、宴を催した。また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだという。

現代では、月が見える場所などに、薄(すすき)を飾って月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、御酒を供えて月を眺める(お月見料理)。この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、十五夜の月を特に芋名月(いもめいげつ)と呼ぶ地方もある。一方、沖縄ではふちゃぎ(吹上餅)を作って供えている。また仏教寺院では、豊作を祈る満月法会を催すところもある。

この他にも戦前から昭和中期にかけて(ところによって今日でも)、子供達が近隣の各家に供えてある月見団子や栗・柿・枝豆・芋・菓子類をその家人に見つからないように盗って回り、その年の収穫を皆で祈る(祝う)「お月見泥棒」という風習もあった(家人は子供たちの行いを見つけても見ない素振りをした)

お月見をすると言われている十五夜は、「中秋の名月」とも言われています。
十五夜は満月を意味していて、新月と呼ばれる月が出ないときから満月になるまでおよそ15日ほどかかることから十五夜と言われています。
空が澄んで特に美しく晴れ渡る空が見えるのが9月中旬〜10月上旬といわれ、この時期に出てくる満月を十五夜または中秋の名月といいます。

十五夜には月見団子を食べますが、他に何を食べるのが良いのでしょうか?
・月見団子
・サトイモ
・収穫して得た果物や野菜
この3点を食べると良いと言われています。
月見団子は十五夜の時は15個食べると良いとされ、食べると健康と幸せを得ることが出来ると言われています。

●十三夜について

十三夜は無事収穫した栗や豆を供えるので別名「栗名月」「豆名月」といいます。
十三夜とは旧暦9月13日のお月見のことで、旧暦8月15日の十五夜の後に巡ってくる十三夜をさします。そのため、旧暦を新暦になおして10月13日とするのではなく、その年によって日付が変化します。

十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われているため、中秋の名月十五夜)から約1か月後に巡ってくる十三夜のお月見を昔から大切にしていて、十五夜または十三夜のどちらか一方しか観ないことを「片見月」「片月見」と呼び、縁起が悪いこととしていました。

また、十三夜には栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」ともいいます。


●十日夜(とおかんや)について

この夜の月は中秋の名月、後の月に続く「三の月」と呼ばれ、月見(観月)の対象ともされています。

案山子(かかし)は田の神様。案山子にお供えものをしてお月見をしてもらうのは、十日夜に天に帰るからという言い伝えもあるそうです。
十日夜とは旧暦10月10日に行われる収穫祭で、東日本を中心に行われています(西日本では旧暦10月亥の子の日や11月に、類似する収穫の行事を行います)。

その内容は地方によって様々ですが、稲の刈り取りが終わって田の神様が山に帰る日とされているため、稲の収穫を祝ってお餅をついて食べたり、稲の茎をたばねた「わらづと 」や「わら鉄砲」で地面を叩きながら唱えごとをして地面の神を励まし、作物にいたずらをするモグラを追い払います。また、「かかしあげ」といって田んぼを見守ってくれたかかしにお供えものをし、かかしにお月見をさせてあげる地方もあります。

十日夜はお月見がメインではないため、月齢に関係なく新暦の11月10日に祭りを実施する地方が多いようですが、昔から十五夜、十三夜、十日夜の3日間が晴れてお月見ができると縁起が良いとされています。


※おまけの付録
☆彡月見の名所

●日本三大名月鑑賞地
大覚寺大沢池(京都府京都市
猿沢池奈良県奈良市
石山寺滋賀県大津市

●日本三大名月の里
①信州姨捨(長野県千曲市
石山寺滋賀県大津市
③桂浜(高知県高知市

●その他の名所
松島(宮城県宮城郡松島町)
九段坂(東京都千代田区)
伊賀上野城三重県伊賀上野
玄宮園滋賀県彦根市
渡月橋京都府京都市嵐山)
三笠山奈良県奈良市春日野)
姫路城(兵庫県姫路市
岩国城吉香公園山口県岩国市)
満願寺(島根県松江市

11月8日の『徳島県れんこんの日』に寄せて コウノトリが運んできた「幸せのレンコン・阿波白秀」に期待

11月8日は『徳島県れんこんの日』 です。

福島県のブランド農産物として知られる蓮根をPRしようと、「JA全農とくしま」に事務局を置く「徳島県れんこん消費拡大協議会」が制定。
徳島県の蓮根は京阪神の主要な卸売市場では第一位の占有率を誇っており、年末をピークに周年出荷しています。

日付は、出荷量が増え、品質もしっかりしている時期であり、11と8で「いいはす=良い蓮」と読む語呂合わせからです。


徳島県では、吉野川下流域を中心に「備中系」、「だるま系」と呼ばれる品種のれんこんが栽培されています。
独特の香りと色が白く、シャキシャキ、ホクホクとした歯ざわりの良さが特長です。

生の肉質は厚くて歯切れよく、煮炊きすれば粉質に富んだ淡泊な味わいになります。

露地栽培やハウス、トンネル栽培を組み合わせて、ほぼ一年を通して出荷されています。
徳島県のれんこんの収穫量は全国第2位。大阪中央卸売市場では、約90パーセントという圧倒的なシェアを誇っています。

れんこんは穴があいているので「見通しがきく」というところから、縁起物として、「おせち料理」に欠かせない野菜のひとつです。

「徳島産れんこん」は、ツヤツヤとした光沢と白さが美しいと評判です。
レンコンはみずみずしく自然な淡黄色で、丸くて傷のないものを選びましょう。

カットされているものは穴の中が黒ずんでいないものが良品です。
和・洋・中、どんな料理にもよくなじむ淡泊さが持ち味です。

 

 食べればシャキシャキと歯切れよく、口ざわりやわらか。和・洋・中華、そしてどんな調理法にもよくなじむ、JA大津のれんこんをぜひご賞味ください。

●「れんこん」の栄養
淡色野菜の中でもビタミンCが豊富です。
加えて、食物繊維も多く含まれ、腸の働きをスムーズにします。
その他、老化防止、止血効果もある栄養野菜です。風味だけでなく、健康面でも積極的にとりたい一品です。

 れんこんは鉄分・タンニン・ビタミンC・カリウムが含まれ栄養に富んでいます。特に昔から風邪の予防と咳止めのほか、血液の浄化と増血作用などに効果があるとされています。また野菜としては珍しく、肝臓の働きを助けるビタミンB12も含まれています。


■阿波白秀について
徳島県で阿波白秀が本格栽培に向けて徳島県立農林水産総合技術支援センターから鳴門市の畑に移植されました。

種レンコンを増やして2017年に農家に販売、2017年秋の出荷を目指しています。


農林水産総合技術支援センターの2アールの試験農場で育てられた種レンコン500本を丁寧に掘り出し、鳴門市大麻町の約15ヘクタールの畑に植え替えました。

2017年3月に5千本の収穫を見込んでいます。

阿波白秀は、8月下旬に露地栽培の収穫を始められるのが特長です。

主力品種の備中より1カ月ほど早く、台風被害のリスクを軽減できると期待されています。

レンコン農家さんは「2年連続の台風被害でレンコンの収量が3~4割減った人もいた。徳島を代表する品種に育ってほしい」と話しています。

★「阿波白秀」は、徳島県立農林水産総合技術支援センターが開発したレンコンの新品種です。

徳島県農林水産総合技術支援センターが、平成18年から台 風による被害軽減と従来の早生品種より収穫量が増す新品種の開発に取り組 んできたもので、11月5日に農林水産省へ「品種登録出願」を行いました。

 

「阿波白秀」は、在来の早生品種 「ロータス」と「オオジロ」を交配さ せ開発したものです。

徳島県県内の主力品種「備中」に比べ、収 穫時期が1ヶ月程度早い8月下旬から なので、台風の被害リスクを下げるこ とができる上に、収穫量は2割程度多 く見込まれます。食味・食感・色は、 甘さ・固さ・歯ざわり・断面の色とも に同等など優れた特徴を数多く備えて います。

十分肥大した「阿波白秀」(9月上旬) また、露地栽培より収穫時期を早め る「ハウス栽培」や「トンネル栽培」 にも適しています。それらの栽培の従 来の品種である「ロータス」・「オオ ジロ」より収穫量の向上が見込まれま す。

県産れんこんは、全国2位の出荷量 (平成26年産で4,550トン)を誇って いますが、収穫量のさらなる増加が期 待されます。 徳島県では、平成30年頃の品種登録を目指すとともに、「早期出荷できる中 心品種として、多くの人に愛されるようブランド力向上に努めたい。」として います。

レンコンは穴が開いていて先が見通せる縁起がいいということで 県産れんこんは京阪神市場では(シェア)1位なんです。


 そして、吉野川の豊かな水量と、肥沃な粘土質の土壌で栽培をされる「徳島れんこん」、特に色白でということで女性の皆さん方は「そういう風になりたいな」とよく言われる。

 あと違う点は花の色で、「備中」の場合には全体がピンク、そして「阿波白秀」の場合には全体が白なんですが、エッジのところにピンクが入っているという、可憐な感じがするということです。

「阿波白秀」は「備中」に比べるとやや太く、短い形状となっておりますが、その分甘さ、あるいはしゃきしゃき感、この食味・食感は、「備中」と同等以上の高い評価です。

収穫量は「備中」に比べると「阿波白秀」のほうが2割程度多いということが試験結果では出ているとのことです。

 こうした意味で「徳島生まれの、白い花、また、秀でたレンコン」ということで、「阿波白秀」と名前を付けた。

去る11月5日、農林水産省のほうに品の種登録出願を既に行っている。

 今後、主力品種「備中」を補完をしていく品種とまずは位置づけ、早期出荷作型の中心品種として普及に努めていきたいという。

『鳴門市には、幸せを運ぶと言われているコウノトリ、こちらが営巣し繁殖への期待が高まっているところでありまして、まさに「阿波白秀」が、コウノトリが運んできていただいた「幸せのレンコン」となり、広く多くの皆さん方に愛されるブランドに成長できるように努めていきたいと担当者は語っている。

 

 

 

11月7日は二十四節気の立冬で冬のはじまり。立冬食の極意とは?

2016年11月7日は立冬です。

立冬(りっとう)は、二十四節気の第19。十月節(旧暦9月後半から10月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が225度のときで11月7日ごろ。恒気法では冬至から7/8年(約319.59日)後で11月6日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小雪前日までである。
2016年の立冬は11月7日、小雪は11月22日ですから11月7日及び11月7日~21日までの期間となります。


立冬とは冬のはじまりの日です。
秋分冬至のちょうど中間であり、太陰太陽暦(旧暦)では立冬をもって冬の季節が始まるとした。

「立」には、新しい季節になるという意味があり、「立春」「立夏」「立秋」と同様に、季節の節目です。


毎年11月7日頃もしくは立冬から小雪の前日までの期間をいいます。

この頃になると、木枯らしが吹いたり初霜のたよりが聞こえてきたりするように朝晩の気温が低くなり、冬の気配が見え隠れする時期です。


立冬とは初めて冬の気配が現われてくる日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。実際はまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだ。

秋分冬至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立春の前日までが冬となる。
10月を孟冬,11月を仲冬,12月を季冬といい,10~12月を冬としていたが,立冬からを冬と扱う場合もある。
季語には、「冬立つ」「冬入る」などを用います。
《 風ひびき-の不二痩て立つ /水原秋桜子

立冬の衣食住
衣類に関しては薄手のあいものから防寒着を早めに用意したいものです。

また地域によっては早めの暖房設備や雪かき道具の用意なども必要です。


立冬
立冬にこれを食べるといいという「行事・催事食」はありません。

でもね♪~中国のことわざには「立冬補冬、補嘴空」(立冬時、栄養を補給)というのがある。
立冬補冬、補嘴空」を簡単に言えば、「この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で食べる」
これが、寒い冬を乗り切る最良の方法であるといっています。

また薬食同源&医食同源(いしょく‐どうげん)という四文字熟語があり、病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないものという考え方があります。

医食同源は古くから中国にある、薬食同源思想から着想を得、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないというの考えをもとにした造語といわれる】。

 

「この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で食べる」のが立冬食の極意です。

 

一般的に体を温める効果のある食べ物としては しょうが、とうがらし、かぶ、かぼちゃ、ねぎ、山椒、えび、牛肉、にんにく、こしょう、キャベツ、たまねぎ、くるみ、ごぼう等があります。

 

さらに熱温性食品(温性食品)としては 
一般に成長がゆっくりで水分が少なく小さくて硬い食品と言われ、緑黄色野菜や血行を良くするビタミンEや、糖質の分解を助けるビタミンB1等が含まれる食品。

例えばカボチャ、栗、クルミ、ニンニク、ニラ、葱、玉ネギ、ラッキョウ、山椒、胡椒、唐辛子、芥子、生姜、シソ、パセリ、人参、春菊、蕗、山菜、ウナギ、ナマコ、マグロ、鯛、蜂蜜、カキ、牛肉、羊肉、鶏肉、餅、味噌、酒、ビール等があります。  

寒い時期は、体を温める食材だけを取るとだけではなくバランスの良い食事を心がけ風邪などを引かない健康な体を維持することが大切ですね。

また普段のサラダ(体を冷やす生野菜)を温野菜に変えて頂き体を温めるということもできますね。

寒いときに体を温める料理としてはなべ物は欠かせませんので鍋釜の準備も致しましょう。

「冬が来る前にもう一度あの人と巡り合いたい♪~」(紙風船)という気持ちはわかりますが

 

DREAM PRICE 1000 紙ふうせん 冬が来る前に

DREAM PRICE 1000 紙ふうせん 冬が来る前に

 

 

まず冬の準備をいたしましょう。

北の街ではもう悲しみを暖炉で♪~燃やしているようです。(襟裳岬)

 

襟裳岬

襟裳岬

 

 

 

●七十二候
立冬の期間の七十二候は以下のとおり。
・初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める(日本)
水始氷(みず はじめて こおる) : 水が凍り始める(中国)
・次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める(日本・中国)
・末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く(日本)
野鶏入水為蜃(やけい みずにいり おおはまぐりと なる) : 雉が海に入って大蛤になる(中国)

前後の節気
霜降立冬小雪

・記念日
1985年に全国米菓工業組合が立冬を「あられ・おせんべいの日」として制定している。 

 

11月6日夜、おうし座流星群(おうし座南流星群)が極大を迎え、「6日の23時以降~翌7日未明」が見ごろ

11月6日夜、おうし座流星群(おうし座南流星群)が極大を迎える。午後5時現在の空は北海道や北陸などの一部を除き雲が少なく、観察に期待が持てる。しかもタイミングが合えば、明るい流星「火球」が見られるかも知れない。


気になる方角や観察に適した時刻、場所を確認してみよう。
 おうし座流星群は、10・11月を中心に、9月から12月くらいまで活動する流星群のこと。

放射点が南と北に分かれているため、それぞれ「おうし座南流星群」「おうし座北流星群」と呼ばれている。

このうち、11月6日に極大となるのは「おうし座南流星群」。「おうし座北流星群」は11月13日夜に極大を迎える。国立天文台によると、火球と呼ばれる明るい流星が多く、偶然目にすることも多い流星群だ。

 流星は一晩中流れるため、日が暮れてからなら時間はいつでも構わない。ただし、国立天文台放射点が高くなる午後9時以降が観察に好条件としている。

 見るべき方角はどこになるだろうか。
午後5時20分現在、快晴の関西エリアに位置する兵庫県姫路市の「星の子館」によると、流星群は「いつ・どこに見えるかは予測不可能」。見る方角は「星座の方向」ではなく、寝転がって上を向いたり、見晴らしの良い方向で視界を広く取ることがポイントだと伝えている。

・空全体を広く見渡す
そんな流れ星をとらえるためのポイントは、ズバリ「空全体を広く見渡す」こと。方角にこだわらず、まんべんなく眺めてみよう。寝転んだりすると、より多くの流星が観測できるかもしれない。見ごろは「6日の23時以降~翌7日未明」である。

おうし座流星群のピーク
おうし座流星群は、南群と北群にわかれる流星群である。今回、ピークを迎えるのは南群で、月明かりの心配もなく条件は良好。ちなみに、11月13日には北群が出現ピークとなるそうなので、運が良ければ2週にわたって流星観測が楽しめるかもしれないぞ。

※火球クラスの流星
 おうし座流星群の流れ星の数は少なく、1時間に数個ほどしか出現しないことでも有名だ。だが、心配ご無用! 数こそ少ないものの、大きく明るい流星が観測できる条件が揃っているのだ。

というのも、おうし座流星群の魅力は「火球」と呼ばれる、その明るさにある。通常の流星より明るく、ゆっくり流れるものが多いそうで、時には流れ星の軌跡まで見ることができるという。

 気になる天気はどうなるか。ウェザーニュースが発信する「ウェザーリポート」によると、北海道は雪やみぞれの地域もあるが、全国的に晴れている。また、北陸や山陰では雲が優勢なため、にわか雨が心配される。悪天候では無理をせず、屋外で観察する場合は、防寒対策のうえ出かけたい。


おうし座流星群 いつ・どこに見える?
★出現期間  10月15日~11月30日
★出現ピーク 南群:11月6日(日)
       北群:11月13日(日) 

 

11月6日は土用明け。土用って土曜日で半ドンになる日のことじゃない?

 

土用とは二十四節気立春立夏立秋立冬の前の18日間のこと。季節と季節の変わり目の混沌とした時期を示す。土用は各季節の変わり目にある。


土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。
土いじりはNGです。

 

土用って「土曜日の半ドンではなく18日間の休養日」なのです。


2016年の秋土用は10月20日~11月6日であり、10月20日が土用の入りであり11月6日は土用明けとなる。

 


★土用(どよう)とは土旺用事(どおうようじ)の略。 

土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。

 

土用どようとは
雑節の一つで立夏立秋立冬立春直前の 18日間ずつをさす。中国古来の五行説によれば,宇宙の万物は木,火,土,金,水の5つの元気で組成されているといわれ,木の方位は東で春を,火の方位は南で夏を,金の方位は西で秋を,水の方位は北で冬をそれぞれ代表し,土は中央で四季の主であるという。

各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。

・土用は暦の雑節の一つ。中国では、1年春・夏・秋・冬の四季に、木・火・土・金・水の五行をあてようとしたが、四季に五つを割り当てるのはむりである。

そこで春・夏・秋・冬の四季に木・火・金・水をあて、各季の終わり18日余に土気をあてた。これを土用といい、土曜用事を略したものである。

現行暦では、太陽の視黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達したときが、それぞれ春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用の入りで、その期間はおよそ18日間で、各季の土用があけると、立夏立秋立冬立春である。

 

●歴史
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。

土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。

五行の性質において、木気は植物のような発育伸長する勢いある傾向、火気は勢いが頂点に達し燃え盛る性質、金気は熱や勢いが衰え凝縮・固化しつつある状態、水気は凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった状態であり、これらは四季、太陽、植物などの周期変化の観察から象徴化された。

土気は土壌におくと種が発芽することの観察から、大きな変化を促し保護する働きと場所の象徴である。

四季にはそれぞれ象徴である木火金水が順当に割り当てられたが、そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接しギャップが生じる事になる。
現実のスムーズな移行にはバッファ的に働き現在から次の季節の気へと変容させる期間があり、ここで土気が活発に働いているとみたのが土用(土の働き)である。
この期間は、1年を五行の5等分し、さらに土を四季に配分するため4等分した長さとなる。


土用とは、1年に4回あり、 立春(2月4日頃)、立夏(5月5日頃)、立秋(8月7日頃)、立冬(11月7日頃)の前18日間の事をさします。

立春前の「冬の土用」が1月17日頃
立夏前の「春の土用」が4月17日頃
立秋前の「夏の土用」が7月20日頃
立冬前の「秋の土用」が10月20日頃
から始まります。

2016年は
冬土用:1月18日~2月3日 (太陽黄径297度)
春土用:4月16日~5月4日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度)
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。

《季 夏》「ほろほろと朝雨こぼす土用かな/子規」

※上記の太陽黄径は入りの日のものです。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。約18日間と解釈してください。 

 

陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春立夏立秋立冬の前の18日間を土用といいます。

次の季節へ移る前の調整期間といったところです。
一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれています。この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。

土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があった。
・土用の期間中は土のなかに土を司る神、 土公神(どこうじん・どこうさま)がおられるので、土をいじると怒りをかい、祟りがある。
例えば
土用中に土を犯す事は忌むべきだとか、
土いじりをしてはいけないとか、
丑の日に大根の種をまいてはいけないとか・・
葬送は延期しなければならないなどの禁忌が設けられていました。

土用中は季節の変わり目になるので「農作業などの仕事をすると体調が壊れやすい」という戒めの意味があったようです。

 

●土用期間中にしてはいけない事
ガーデニング
・農作業
・草刈
・建設・土木・リフォーム
・引越し
・新規のこと
・買い物(食料品や消耗品は除く)
・旅行、レジャー
・アウトドア
・暴飲暴食
・釣り(アウトドアですし、殺生は禁止とされるところから釣りも禁止したほうがいいでしょう。また夏の土用に関しては水温が高いため土用隠れを起こし釣れなくなります。)
土に触れる事全般にNGです。あとは新規の事項、これは開業だとか、新規出店、新装開店などもNG。
買い物も新しい電化製品を買うとか、服を買うとかはよしておいたほうがいいでしょう。夏なら水着を買うとかも日をずらしたほうが良いといいます。
季節の変わり目で、体調が悪化していると判断力も衰えます。すると不要なものを購入したりとかしやすいという事でNGとされます。

 

●したほうが良いこと
・ゆっくりと休む。
・土用干し(衣服を虫干しすること)
・梅干を干す
・整理整頓清掃
・衣替えの準備、寝具や家具などを季節の品に変える。
・消化のいいモノを食べる。
・次のシーズンの準備
・うなぎなど「う」のつくものをたべる。梅干、うなぎ、瓜、うどん、
とくにゆったり休むのはいいでしょう。いつも忙しい人はこの期間くらいは骨休めするようにしましょう。
消化のいいものを食べるのは大変プラスです。体調がよくなります。

夏負け防止では土用丑の日の伝承が多く,ウの字のつくウナギ,ウリ,牛の肉や土用餅を食べる風習がある。静岡市にはユリの根を入れた土用粥を食べる所もある。

季節の変わり目で体調も崩しやすいので精のつくものを食べよう!と言う事です。
因みにポパイはほうれん草を食べて元気もりもりになるようです。

平成の世には夏のウナギに対抗して「秋の土用は秋刀魚で健康に」といううたい文句で魚屋&回転寿司屋で秋刀魚PRしている。

 

※秋刀魚(さんま・サンマ)
秋のサンマは脂肪分が多く美味であり、特に塩焼きは日本の「秋の味覚」の代表とも呼ばれる。日本では、塩焼きにしてカボスや、スダチ、ユズ、レモン、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多い。

サンマは餌を食べてから排出する時間が30分程度と短いため、内臓に独特のクセはあるがえぐみは少なく、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多い。日本各地でサンマ祭りが行われる(一例として「目黒のさんままつり」)。


蒲焼きの缶詰は水産物缶詰のなかでもポピュラーなものの一つである。近年では刺身としても流通しており、脂の乗り切らない初秋が食べ頃とされ、他の青魚と同様に酢じめして食べる事もある。また、押し寿司としても利用される。


関西、南紀、熊野、志摩等、紀伊半島、志摩半島の一部において「サイラ」と呼び(学名はここから取られた)、秋刀魚寿司や開きにして一夜干しにしたものを焼いて食べるのが一般的。


志摩では天岩戸の神饌の一つ。11月23日には岩戸の前でサンマを焼いて食べる。
伊豆や紀州、北陸などでは脂の落ちたサンマを丸干しに加工することもある。特にサンマの若魚を丸干しにしたものは「針子(ハリコ)」、鈴鹿ではカドと呼ぶ。

サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされている。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされている。

 

・生のサンマの鮮度の見極めは
尾を持ちサンマの頭を上に向けたとき、体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもの
目が濁っていないもの
口先がほんのり黄色いこと
などと言われている。おいしいサンマは口先だけでなく尾も黄色く、極まれに全身が黄色のサンマも獲れる。これらは高級魚として高値で取り引きされる。サンマが黄色くなる理由はいまだ解明されてない。

焼き魚として調理する場合、取り除くべき大きな鱗を持たず内臓やえらを取り出すことも少ないため包丁を必要とせず扱いやすく、料理書で入門用鮮魚とされることがある。

沿岸漁業でサンマが獲れる地域が日本近海に限定されるため、サンマを食べる習慣があるのは日本とロシアのサハリンとカムチャツカ半島周辺に限られていたが、近年は中国などでも和食ブームでサンマを出す日本食レストランが増え、人気が高まってる。ロシアでは焼いた物にスメタナをつけたり、生の切り身をマリネにするなどして食べる。

 

●関連事項
・落語「目黒のさんま」 :江戸の殿様(ときに徳川将軍の場合あり)と大衆魚のサンマを絡めた創作譚。


・『秋刀魚の歌』 :佐藤春夫


明石家さんま :サンマの名を持つ日本人コメディアン。実家が水産加工業を営んでいたことから命名された。


秋刀魚の味:『秋刀魚の味』(さんまのあじ)は、1962年に松竹が製作・配給した日本映画。小津安二郎監督の遺作でもある>

 

☆彡土用の間日(どようのまび)
土用の間日(どようのまび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日。土用中は忌む、土を動かす作業をしても問題ないとされた。

 

●成立
土用は、土公神という土の神が支配する期間とされたため、動土、穴掘りなどが忌み嫌われていた。しかし、一般の仕事に支障が出るために、間日(まび)が設けられる。この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるという。

 

●それぞれの土用の間日
季節ごとの土用について、十二支の日で決まっている。
春:巳・午・酉
夏:卯・辰・申
秋:未・酉・亥
冬:卯・巳・寅

 

●民俗風習
夏の土用に入った3日目を土用三郎といって、この日の天候でその年の豊凶を占った。

このころは1年でもっとも暑いときなので、土用干しといって衣服や書物などの虫干しをする。また土用の丑(うし)の日に丑湯といって薬湯に入ったり、夏負けしないためウナギの蒲(かば)焼きやどじょう汁を食べる風習がある。中国地方では、牛の祇園(ぎおん)といって牛を引いて行って海に入れる。また薬草は、夏の土用にとったものがとくに薬効があると、昔からいわれている。

 岡山県の各村では、夏の悪疫を退散させるために土用祈祷(きとう)を行う例がある。土用念仏ともいって大数珠(じゅず)を繰り回して念仏を唱える。同県高梁(たかはし)市備中(びっちゅう)町西山地区では、土用入りの日に家内安全と虫送りの祈祷のため、寺から僧がきて道中念仏を唱えて家々を回り、『般若心経(はんにゃしんぎょう)』を読誦(とくじゅ)するという。